目的のフォルダで簡単にGit Bashを開くには？　Windows

2025年3月1日 2025年3月2日山崎講師

山崎講師

こんにちは。ゆうせいです。
Gitを使う際に便利な機能「Git Bash Here」を知っていますか？
これを使うと、フォルダを開いた状態で簡単にGit Bashを開けるので、開発作業がスムーズになります。
今回は「Git Bash Here」の使い方や設定方法について詳しく解説します！

1. 「Git Bash Here」とは？

「Git Bash Here」は、WindowsでGit Bashをインストールすると自動的に追加される右クリックメニューのオプションです。
特定のフォルダ内で右クリック →「Git Bash Here」**を選択すると、そのフォルダを起点にGit Bash（ターミナル）が開きます。

通常、Git Bashを起動してからcdコマンドで移動する必要がありますが、「Git Bash Here」を使うと、
最初から目的のフォルダで開けるので、作業効率がアップします！

もしエクスプローラーの右クリックメニューを使わずに開きたい場合は、以下の方法もあります。

Win + Rを押して**「ファイル名を指定して実行」**を開く。
以下のコマンドを入力してEnter： C:\Program Files\Git\git-bash.exe --cd="C:\path\to\your\folder" C:\path\to\your\folderの部分を、自分の開きたいフォルダのパスに変更してください。

WindowsにGitがインストールされていないと、「Git Bash Here」も利用できません。
インストールされているか確認するには、Win + Rを押して「cmd」と入力し、以下のコマンドを実行： git --version もしバージョン情報が表示されなければ、Gitがインストールされていません。
Git公式サイトから再インストールしましょう。

Gitのインストール時に「Git Bash Here」のオプションを無効化してしまった場合、以下の手順で再度有効化できます。

Win + Rを押して「regedit」と入力し、レジストリエディタを開く。
以下のパスに移動： HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell
Git Bash Hereのエントリがあるか確認し、なければ以下を追加：
- キー名：Git Bash Here
- (既定) の値：Git Bash Here
- commandキーを追加し、値を"C:\Program Files\Git\git-bash.exe" --cd="%V"にする。

「Git Bash Here」は、エクスプローラーの右クリックメニューから直接Git Bashを開ける便利な機能です。
インストール時にオプションを有効にしていれば自動で利用できますが、表示されない場合は設定を見直しましょう。

作業の効率を上げるために、ぜひ活用してください！

山崎講師代表取締役

セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します！
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