Gitのオプションは何の略?よく使うオプションの意味を解説!

こんにちは。ゆうせいです。

Gitを使っていると、コマンドの後に「-v」や「--hard」などのオプションをつけることがよくありますよね。でも、「このオプションって何の略なんだろう?」と思ったことはありませんか?

今回は、Gitでよく使われるオプションの略語とその意味をわかりやすく解説していきます!


Gitのオプションとは?

Gitのコマンドには、オプション(フラグ)をつけることで挙動を変えることができます。オプションには、短縮形(-v などの1文字の形式)と、ロングオプション(--verbose などのフルスペルの形式)があるのが特徴です。

例えば、git log -p というコマンドを実行すると、ログの詳細(変更点)を表示できます。この「-p」は「patch」の略です。

では、代表的なオプションの略語と意味を見ていきましょう!


よく使われるGitオプション一覧

オプションフルスペル意味
-v--verbose詳細情報を表示(verbose)
-p--patch差分(patch)を表示
-n--max-count最大表示件数(number)
-a--allすべてのブランチを対象(all)
-m--messageコミットメッセージを指定(message)
-r--remoteリモートを対象(remote)
-f--force強制実行(force)
-h--helpヘルプを表示(help)
--hardなし変更を完全に破棄(hard reset)
--softなしステージングは維持(soft reset)
--amendなしコミットを修正(amend)

オプションを使った具体例

1. -v--verbose)の使い方

「verbose」は「詳細な」という意味。git pull -v のように使うと、通常より詳しい情報を表示します。

例:

git pull -v

通常の git pull よりも、どのブランチからどのようにデータを取得しているのか詳しく確認できます。

2. -p--patch)の使い方

「patch」は「変更内容」のこと。git log -p を実行すると、コミットの変更内容を表示できます。

例:

git log -p

どのファイルがどのように変更されたのかを確認できます。

3. -f--force)の使い方

「force」は「強制」の意味。例えば、リモートリポジトリの履歴を書き換えたいときに git push -f を使います。

例:

git push -f origin main

強制的にプッシュして、リモートの履歴を上書きします。(慎重に使うべし!)


まとめ

Gitのオプションは英単語の頭文字や略語が使われていることが多いです。何を意味するのか知っておくと、コマンドの理解が深まります!

よく使うオプションを覚えておくと、Gitの操作がスムーズになります。気になったら、実際に git --help を使ってオプションを確認してみてくださいね!

では、Gitライフを楽しみましょう!

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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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