004-Javaの基本-算術演算子 【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】
ユーチューブ動画
算術演算子について解説します。
ソースコード
public class ArithmeticOperator { public static void main(String[] args) { int addition = 4 + 9; System.out.println(addition); int subtraction = 4 - 9; System.out.println(subtraction); int multiplication = 4 * 9; System.out.println(multiplication); int division = 9 / 4; System.out.println(division); int surplus = 9 % 4; System.out.println(surplus); } }
解説
プログラムで計算させることは基本中の基本です。
複雑な計算でも演算子を覚えれば、瞬時に計算してくれます。
Javaで計算をするときには、算術演算子を使います。
サンプルコードで登場する+、-、*、/、%の記号のことです。
数学で使う記号と同じところもありますが、違うところもあるので、注意しましょう。
+という記号や-という記号は、数学でもおなじみの記号です。
足し算、引き算、という形になります。結果は13、-5になります。
*や/、%は、それぞれかけ算、わり算、余りの計算になります。
4*9で、36、
9/4で2.25としたいのですが、Javaでは9と4のように整数同士の演算は、結果は整数つまりint型になるという性質があるので、結果は2となります。
注意しましょう。
9%4は余りの計算です。
9を4で割ると、2余り1。つまり、1が答えになります。
余りの計算は偶数か奇数か判断するときに使われたりします。
2で割った余りは必ず0もしくは1になるので、%2と演算させ、結果が0ならば偶数、1ならば奇数と利用するわけです。
算術演算子を正しく使って、目的の計算ができるようになりましょう。
以上、算術演算子について解説しました。
このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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