f文字列の中の「:>10,」はどういう意味?

こんにちは、ゆうせいです。
今回は、Pythonでよく使われる「f文字列(フォーマット文字列)」の中でも、ちょっと見慣れない書き方をしている以下のコードについて、しっかり解説していきます!
f文字列の中の「:>10,
」はどういう意味?
まずはコードを確認しましょう。
print(f'{quantity} pieces {price:>10,} yen')
このコードは、quantity
と price
という変数の値を使って、フォーマットされた文字列を表示しています。
結論から言うと:
この部分 f'{price:>10,}'
は、
price
という数値を- 「カンマ区切りで」
- 「右寄せで」
- 「10文字ぶんの幅を使って」
表示しなさい、という意味になります。
それぞれの記号の意味を分解!
記号 | 意味 | 例 |
---|---|---|
: | フォーマットの開始 | f'{price:...}' |
> | 右寄せ | 数字を右側に寄せる |
10 | 幅10文字 | 10桁分のスペースを確保する |
, | 3桁ごとのカンマ区切り | 1000000 → 1,000,000 |
例で確認してみよう!
たとえば、以下のような変数があったとします:
quantity = 3
price = 150000
すると、
print(f'{quantity} pieces {price:>10,} yen')
の出力はこうなります:
3 pieces 150,000 yen
150,000
の部分が 10文字分 のスペースで表示され、右に寄せられています。
表で整理
表現 | 意味 |
---|---|
{price} | 単純に数値をそのまま表示 |
{price:,} | カンマ区切りで表示 |
{price:10} | 10文字分の幅で表示(左寄せ) |
{price:>10} | 10文字分の幅で右寄せ表示 |
{price:>10,} | カンマ付きで10文字ぶんの幅を取り右寄せ表示 |
ちょっとした応用:左寄せ・中央寄せ
他にもこんな書き方があります:
<
:左寄せ^
:中央寄せ
f'{price:<10,}' # 左寄せでカンマ付き
f'{price:^10,}' # 中央寄せでカンマ付き
数式に例えると…
このような文字列整形は、
「出力 = 整形関数(変数)」という関係になります。
たとえば:
表示文字列 = format(price, ">10,")
これは Python の format()
関数の中で、
「10桁右寄せ+カンマ付き」というフォーマットルールを指定している、ということですね。
最後に:どう活かせばいい?
この書き方は、以下のような場面でとても便利です:
- 売上リストなど、金額をキレイに揃えて見せたいとき
- 表形式で出力を整えたいとき
- 桁数の大きな数値を読みやすく表示したいとき
今後の学習のヒント
f文字列
の他のフォーマットオプションも調べてみよう(例えば.2f
で小数点2桁など)format()
関数との違いも体験してみよう- 表形式で整えた出力をターミナルやファイルに出力する方法も学ぶと◎
他にもわからないコードがあったら、どんどん聞いてくださいね!
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投稿者プロフィール

- 代表取締役
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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