【誰でもできる!マイGPTを作って“自分専用ゴーストライター”にする方法】

こんにちは。ゆうせいです。

今回は、「マイGPT」を作成して、自分だけのゴーストライターを手に入れる方法をご紹介します。

たとえば、あなたがブログを定期的に書いていたり、SNSで情報発信をしていたりする場合、「文章を考える時間がもったいない」「毎回同じテイストで書くのが大変」と感じること、ありませんか?

そんなときに役立つのが「マイGPT」です!

では早速、マイGPTって何?という基本から、どうやって自分専用のゴーストライターにするのか?まで、わかりやすく丁寧に解説していきますね。


マイGPTとは?:あなた専用にカスタマイズされたAI

まず「GPT」とは、Generative Pre-trained Transformer(生成型事前学習トランスフォーマー)の略で、文章を理解し、生成する人工知能モデルのことです。

そして「マイGPT」とは、そのGPTをあなた好みにカスタマイズしたもの。ChatGPTをベースに、設定や指示を与えることで、「あなただけのAIアシスタント」を作ることができます。

例えるなら…

「GPT」は何でもこなせる天才バイトくん。
でも何も教えなければ、あなたの好みもやり方もわかりません。
そこで「マイGPT」は、そのバイトくんに「うちはこうやってやるんだよ」ってしっかり研修して、自分好みに育てた存在、と考えてみてください。


何ができるの?:マイGPT=ゴーストライターの実力

カスタマイズ次第で、マイGPTは以下のような「ゴーストライター業務」をこなします。

用途具体例
ブログ記事作成SEO対策された文章を、読者に優しく伝える
メール文面の作成丁寧で信頼感ある営業メールを作成
SNS投稿の代筆読者を引きつけるキャッチーな投稿文を生成
書籍の下書き自分のスタイルで書いたような章構成と執筆

もちろん、口調や文体、使いたい専門用語なども、細かく設定できます。


どうやって作るの?:マイGPT作成ステップ

では実際に、「自分専用のゴーストライターGPT」を作る手順を紹介します。

ステップ1:ChatGPTのProプランに加入

マイGPTを作るには、ChatGPTの有料プラン(GPT-4)への加入が必要です。月額料金が発生しますが、仕事の効率化や品質の向上を考えるとコスパは高いです。

ステップ2:ChatGPTにログインし「Explore GPTs」へ

ChatGPTにログイン後、左側メニューの「GPTを探す」をクリックします。右上の「+作成する」を選びましょう。

「GPTを探す」から「+作成する」をクリック

ステップ3:設定項目を入力する

以下のような情報を入力・設定していきます。

項目内容例(ゴーストライター仕様)
名前ゴーストライターGPT
説明文あなた専属の文章作成AIです。SEO対応・丁寧語・やさしい口調で執筆します。
指示(Instructions)読者は初心者であると仮定。専門用語には解説を入れる。口調は親しみやすく丁寧。例え話を多用。タイトルはSEOを意識する。など
設定項目を入力する

ここが一番大事なポイントです!

要するに、「どういう書き方で、誰に向けて、どんなスタイルで書くか」を、徹底的に指示してください。あなたがゴーストライターに直接「こういうふうに書いて」と伝えるイメージですね。

以下は設定項目の例です。

項目内容例(ゴーストライター仕様)
名前ゴーストライターGPT
説明文○○専属の文章作成AIです。SEO対応・丁寧語・やさしい口調で執筆します。
指示(Instructions)あなたは優秀なライターです。
私が指示するテーマの記事を書いてください。
読者はそのテーマについて何も知らない前提で書いてください。
文体は丁寧でありながらも、親しみやすく、専門用語の説明をしっかりと行いながらも、初心者でも理解しやすいように配慮してください。
語りかける口調でお願いします。
ときに質問をするなどしてください。
また、噛み砕いた内容の説明やメリットやデメリットを解説してください。
頻繁に例えをつかって説明してください。例えは高校生でもわかるレベルでお願いします。
専門用語を使ってください。ただし、その専門用語は詳しく解説してください。
数式は記号と記号を日本語に置き換えたもの2種類を併記してください。
必要なときには表を使ってください。
語尾は単調にならないように適宜変化させてください。
「これは」や「これにより」といった指示語はできるだけ使わないでください。
最後は今後の学習の指針を示して終わってください。
大見出しはh2、それ以降はH3,4としていってください。
ときどき「!」を使ったり命令口調を使ったりしてください。
冒頭で「こんにちは。○○です。」と挨拶してください。
一行目にSEOを考慮したタイトルを提案して下さい。
絵文字は使わないで下さい。

ステップ4:テストしてみよう!

設定が終わったら、実際に話しかけてみましょう。

例:「AIライターに関するブログを書いて」

すると、あなたの設定に従った口調・構成・難易度で、文章を生成してくれるはずです。

もし「ちょっと固いな…」と思ったら、設定を変更して再調整できます。


メリットとデメリットを整理しよう

メリット

  • 一貫した文体が維持される(あなたらしい文章になる)
  • 作業スピードが格段にアップ
  • アイデア出しから執筆までワンストップ
  • 24時間365日、頼める執筆パートナーになる

デメリット

  • 有料である(無料版では作成不可)
  • 初期設定に少し手間がかかる
  • 完全に任せきりにすると「人間らしさ」が薄くなる可能性も

でも、これらは使い方次第でほとんどカバーできます

たとえば「最後の締めだけは自分の言葉で書く」といった工夫で、人間らしさをキープできますよ。


今後の学習指針

マイGPTは「一度作って終わり」ではなく、育てていくAIです。

  • 自分が書いた過去記事を学習させる(ファイルアップロード)
  • より高度なプロンプト設計にチャレンジする
  • 他のマイGPTを参考にブラッシュアップしていく

このようにして、どんどん精度と親しみやすさを高めていくことができます。

次のステップとしては、ぜひ「実際に作ってみること」です!
もし迷ったら、私がカスタム設定の文例をお手伝いすることもできますよ。

気軽に相談してくださいね!

この例のようにセイ・コンサルティング・グループでは「ChatGPTを活用したドキュメンテーション研修」のような研修を提供しています

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。