PythonとJavaの文法の共通点とは?初心者にもわかりやすく徹底比較!

こんにちは。ゆうせいです。

プログラミング言語にはたくさんの種類がありますが、その中でも特に人気なのがPythonJavaです。

この2つは一見すると「全然違うじゃん!」と思うかもしれません。でも、根本の考え方や構造には意外と共通点があるんです。

今回は、PythonとJavaの文法の共通点を初心者にもわかりやすく、表や例を交えて解説します!


まずは結論から!主な共通点一覧

項目PythonJava共通点のポイント
クラスの定義class クラス名:class クラス名 {}「クラス」という概念がある
メソッドの定義def メソッド名(self):戻り値 メソッド名() {}メソッドを使って振る舞いを定義できる
インスタンス変数の使用self.name = "ゆうせい"this.name = "ゆうせい";selfthisで自分の属性にアクセス
if文if 条件:if (条件) {}条件分岐の構文がある
forループfor i in range(10):for (int i = 0; i < 10; i++)反復処理ができる
継承class A(B):class A extends Bクラスの継承ができる
例外処理try: ... except:try { ... } catch () {}例外(エラー)を処理する仕組みがある

オブジェクト指向という考え方は共通!

PythonもJavaも、オブジェクト指向プログラミング(OOP)という考え方をベースにしています。

オブジェクト指向とは?

オブジェクト指向とは、データ(属性)とそれに関わる処理(メソッド)をひとまとめにする設計方法のこと。

たとえば「人(Person)」というクラスを作るとき、

  • 名前や年齢などの情報(=属性)
  • 話す、歩くなどの行動(=メソッド)

をセットで扱うんです。

これはPythonでもJavaでも同じなんですよ!


コードの具体例で見てみよう!

クラスとメソッドの定義

Python:

class Person:
    def __init__(self, name):
        self.name = name

    def greet(self):
        print("こんにちは、" + self.name + "です。")

Java:

public class Person {
    String name;

    public Person(String name) {
        this.name = name;
    }

    public void greet() {
        System.out.println("こんにちは、" + name + "です。");
    }
}

共通点:

  • クラスを定義できる
  • コンストラクタがある
  • メソッドで動作を記述する
  • インスタンス変数をselfthisで操作する

違って見えても中身は同じ!

たとえば文法の見た目や使う単語は違っていても、やっていることはほぼ同じです。

if文の構造

Python:

if x > 0:
    print("正の数です")

Java:

if (x > 0) {
    System.out.println("正の数です");
}

書き方は違いますが、「条件が真なら処理を実行する」という意味はまったく同じですね。


共通点から学ぶメリットとは?

一つの言語を学べば、もう一つの理解が早くなる!

PythonとJavaは似ている考え方が多いので、たとえばPythonでクラスを理解できれば、Javaのクラスもすぐにわかるようになります。

就職・転職にも有利!

企業によってはPython、あるいはJavaを使っていることがあるので、両方の基礎を理解していると非常に強いです!


PythonとJavaの違いが際立つポイントも知っておこう!

共通点を押さえたところで、あえて違いにも目を向けてみることが大切です。なぜなら、違いを知ることで「なぜこの言語はこう書くのか?」という設計思想の深い理解に繋がるからです。

以下は、共通点と対になる「際立った違い」をいくつかご紹介します。

インデント vs 中括弧

  • Pythonでは、インデント(字下げ)でブロックを表現します。
  • Javaでは、{ } という中括弧でブロックを囲みます。

例(if文)

if x > 0:
    print("正の数")

if (x > 0) {
    System.out.println("正の数");
}

ポイント:
Pythonは「見た目の美しさ」と「読みやすさ」を重視しています。Javaは明示的な構造を好む設計です。


静的型付け vs 動的型付け

  • Javaは静的型付け:変数に型(int、Stringなど)を明示的に指定します。
  • Pythonは動的型付け:型を自動で判断してくれます。

例:変数宣言

int x = 10;
String name = "ゆうせい";

x = 10
name = "ゆうせい"


ポイント:
Javaは型の厳密さが強みで、大規模開発で安全性が高まります。
Pythonは素早く書けるので、試作や学習に向いています。


実行方法の違い(コンパイル vs インタプリタ)

  • Javaは一度「コンパイル」してバイトコードに変換 → JVM(仮想マシン)で実行
  • Pythonはコードを「その場で逐次実行」するインタプリタ方式

ポイント:

  • Javaは実行速度が速く、事前チェックも可能
  • Pythonは手軽に動かせるが、実行中のエラーが起きやすい

学習アプローチのアドバイス

これからPythonとJavaを本格的に学んでいく場合は、次のように進めるのがおすすめです!

ステップ1:片方でクラスと関数をしっかり理解する

どちらか一方(初心者ならPython)で以下の基礎をしっかり身につけましょう:

  • 変数・演算子
  • 条件分岐(if, elif, else)
  • ループ(for, while)
  • 関数(def)
  • クラスとインスタンス

ステップ2:同じ処理を両方で書いてみる

たとえば「九九表を表示する」「名前を入力してあいさつを返す」などの簡単なプログラムを、PythonとJavaの両方で実装してみてください。

違いと共通点が肌感覚でわかってきます。

ステップ3:プロジェクト型で応用

ある程度書けるようになったら、次は

  • Pythonで簡単なWebアプリ(Flaskなど)
  • JavaでGUIアプリやAndroidアプリ(JavaFXやAndroid Studio)

といったプロジェクトベースの学習に挑戦すると実力が飛躍的に伸びます!


まとめ

  • PythonとJavaは見た目は違っても、構造や考え方は似ている
  • とくにクラス・メソッド・継承・例外処理などの文法が共通
  • オブジェクト指向の基本を知っていれば、両方に応用がきく!

次に学ぶべきこと!

  • PythonとJavaで同じプログラム(例えば簡単な電卓など)を両方で書いて比べてみる
  • オブジェクト指向の4大要素:カプセル化・継承・ポリモーフィズム・抽象化を学ぶ
  • Javaのインターフェースや、Pythonの抽象基底クラス(ABC)にも挑戦してみよう!

「この書き方、Javaでどう書くの?」という質問も大歓迎です!どんどん比較して理解を深めていきましょう。

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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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