研修成果

  • Webアプリケーション初学者を対象にMVCモデルを理解することが目的の研修です。静的Webと動的Webの違いといった基本的なところからJDBCを使ったWebアプリケーションの入り口までを学びます。実務で使うことの多い各種フレームワークがどのような基礎を元に作られているかが理解できるので今後の応用力の醸成が期待できます。

※Spring BootでもServletでも対応可能です。

達成目標

  • Webアプリケーションとは何かを他者に説明できる
  • SpringBootとMySQLを使い簡単なMVCモデルの実装ができる
  • Webアプリケーションのセキュリティ上の脅威と対策を知っている

対象

IT企業の新入社員または第二新卒。自宅でもPCがあり、プログラミングの自習環境が構築できること。

前提知識

以下の6講座に参加していること。または、同等の知識があること。

カリキュラム例(Spring Boot)

オリエンテーション

・Webアプリケーションの学び方(Spring Boot編)

・開発環境構築ガイド(Spring Boot + Eclipse + Maven)

STEP
1

Webアプリケーションの基礎とMVCパターンの理解

(1) Webアプリケーションの仕組みとは

  • Webサーバとアプリケーションサーバの役割
  • HTTPプロトコルのリクエスト/レスポンスの流れ

(2)MVCパターンの基本(Spring Bootでの実装)

  • @Controller, @GetMapping, @PostMapping の使い方
STEP
2

画面表示のしくみ 〜 ThymeleafでのHTML生成

(1)Spring BootにおけるHTMLテンプレートエンジン「Thymeleaf」

  • <th:text>th:ifなどの基本タグ
  • 変数埋め込み、ループ、条件分岐
STEP
3

セッション管理と画面遷移制御

(1) セッションの利用(HttpSessionの使い方)

  • ログイン状態の保持
  • 買い物かごのセッション管理

(2)画面遷移の仕組み(リダイレクトとフォワード)

  • return "redirect:/xxx" / return "forward:/xxx"の使い分け
  • スコープの理解
STEP
4

DTOとBeanによるデータ構造化

(1) DTO(Data Transfer Object)の役割と作成

  • JavaBeansとの違い
STEP
5

JavaBeans

(1) JavaBeansとは
(2) アクションタグ
(3) MVCモデルの確認

STEP
6

データの永続化

(1) Spring BootとMySQLの連携(JPA / JDBC)

  • SQLインジェクション対策(プレースホルダとバリデーション)
STEP
7

まとめ

◎理解度チェックテスト

STEP
8

カリキュラム例(JavaServlet)

オリエンテーション

・Webアプリケーションの勉強の仕方
・環境構築の方法

STEP
1

Webアプリケーションとは

(1) Webサーバとは
(2) HTTPプロトコル
(3) 動的Webコンテンツ
(4)MVCモデル

STEP
2

JSP

(1) JSPとは
(2) JSPの基本的なタグ
(3) ディレクティブ

STEP
3

サーブレット

(1) サーブレットの基本
(2) 文字化け対策
(3) ユーザー入力の受け取り

STEP
4

プログラム間のデータの受け渡し

(1) セッション
(2) フォワードとリダイレクト
(3) 各種スコープ

STEP
5

JavaBeans

(1) JavaBeansとは
(2) アクションタグ
(3) MVCモデルの確認

STEP
6

Webアプリケーションのセキュリティ

(1) クロスサイトスクリプティング対策
(2) ディレクトリトラバーサル対策
(3) SQLインジェクション対策

STEP
7

まとめ

◎理解度チェックテスト

STEP
8

注1)受講者の習熟度に合わせて内容や時間配分を一部変更する場合があります。
注2)上記カリキュラム中に表記がなくともディスカッションや演習、小テストを随時行い、可能な限り個々人にあわせた柔軟な進め方をします。

価格(ノンカスタマイズの場合)

講師料:1日あたり15万円(税別)

テキスト代:3,000円(税別) ✕ 研修参加人数