教え方の理論に関連する300の用語集
教え方の理論に関連する300の用語集を日本語と英語を併記し、アルファベット順に並べて解説しています。
A
- Active Learning (アクティブラーニング): アクティブラーニング - 学習者が主体的に参加し、対話や問題解決を通じて学ぶ教育方法です。
- Affective Domain (情意領域): 情意領域 - 学習者の感情、態度、価値観に関連する学習目標の領域です。
- Andragogy (成人教育学): 成人教育学 - 大人の学習者に対する教育理論で、成人の学びの特性に焦点を当てた理論です。
- Apprenticeship (徒弟制度): 徒弟制度 - 専門的なスキルを習得するために、熟練者のもとで実践を通じて学ぶ教育形態です。
- Assessment (評価): 評価 - 学習者の理解やスキルを測定し、教育の効果を判断するためのプロセスです。
B
- Behaviorism (行動主義): 行動主義 - 行動が環境に反応して学習されるとする心理学の理論で、観察可能な行動に焦点を当てます。
- Bloom's Taxonomy (ブルームの分類法): ブルームの分類法 - 学習目標を認知、情意、精神運動の3領域に分類し、それぞれをさらに階層化した教育目標の分類体系です。
- Blended Learning (ブレンデッドラーニング): ブレンデッドラーニング - 対面授業とオンライン学習を組み合わせた教育形態です。
- Brainstorming (ブレインストーミング): ブレインストーミング - 集団でアイデアを自由に出し合い、創造的な解決策を見つける手法です。
- Bruner's Spiral Curriculum (ブルーナーの螺旋型カリキュラム): ブルーナーの螺旋型カリキュラム - 基本概念を学び、それを深めていくために何度も繰り返して教えるカリキュラム構成です。
C
- Cognitive Development (認知発達): 認知発達 - 子どもが知識やスキルをどのように習得し、発達させるかに関する理論です。
- Cognitive Load Theory (認知負荷理論): 認知負荷理論 - 学習中の情報処理に関する理論で、学習者の認知負荷を最適化することが重要であるとします。
- Collaborative Learning (協同学習): 協同学習 - 学習者がグループで協力し合って学ぶ教育方法で、相互の知識交換と共同作業を重視します。
- Competency-Based Education (能力ベース教育): 能力ベース教育 - 学習者が特定のスキルや知識を習得するまで進行を制御する教育アプローチです。
- Constructivism (構成主義): 構成主義 - 学習者が自分の経験を通じて知識を構築するという学習理論です。
- Content Knowledge (内容知識): 内容知識 - 教師が教えるべき学科やテーマに関する専門的な知識です。
- Cooperative Learning (協力学習): 協力学習 - 学習者が小グループで共に学び、互いに助け合いながら目標を達成する学習方法です。
- Critical Thinking (批判的思考): 批判的思考 - 情報や意見を分析し、論理的に評価して結論を導く能力です。
- Curriculum (カリキュラム): カリキュラム - 教育の内容や目標、活動を体系的に組み合わせた教育プログラムです。
D
- Differentiated Instruction (差別化指導): 差別化指導 - 学習者の個々のニーズに応じて指導方法を調整する教育アプローチです。
- Direct Instruction (直接指導): 直接指導 - 教師が明確な目標を設定し、直接的かつ系統的に教える教育方法です。
- Discovery Learning (発見学習): 発見学習 - 学習者が自ら探求し、問題を解決することで知識を獲得する学習方法です。
- Distance Learning (遠隔教育): 遠隔教育 - 学習者が物理的に離れた場所で学ぶ教育形態で、オンラインコースや通信教育が含まれます。
E
- Educational Psychology (教育心理学): 教育心理学 - 教育の過程における心理的側面を研究する学問で、学習者の行動や動機、発達に焦点を当てます。
- E-learning (イーラーニング): イーラーニング - インターネットやコンピュータを利用して学習を行う教育形態です。
- Experiential Learning (体験学習): 体験学習 - 学習者が直接経験することで知識やスキルを習得する学習方法です。
F
- Facilitation (ファシリテーション): ファシリテーション - 学習者が効果的に学べるように支援するプロセスで、学習環境を整え、学習活動を促進します。
- Feedback (フィードバック): フィードバック - 学習者に対して、学習内容や進捗に関する情報を提供し、改善を促すプロセスです。
- Flipped Classroom (反転授業): 反転授業 - 授業前に学習内容を学習者が予習し、授業中にその知識を使って活動や応用を行う教育方法です。
- Formative Assessment (形成的評価): 形成的評価 - 学習の途中で行われる評価で、学習の進捗を確認し、指導方法の改善に役立てます。
G
- Gamification (ゲーミフィケーション): ゲーミフィケーション - 学習や教育の中にゲーム要素を取り入れ、学習者のモチベーションを高める手法です。
- Grit (やり抜く力): やり抜く力 - 長期間にわたる目標達成に向けた忍耐力と情熱のことです。
- Guided Discovery (ガイド付き発見学習): ガイド付き発見学習 - 教師が指導しながら、学習者が自ら知識を発見できるようにする教育方法です。
H
- Heuristic Learning (発見的学習): 発見的学習 - 学習者が試行錯誤を通じて知識やスキルを習得する学習方法です。
- Higher-Order Thinking Skills (高次思考スキル): 高次思考スキル - 分析、評価、創造など、単なる記憶以上の複雑な認知プロセスを含む思考スキルです。
I
- Inclusive Education (インクルーシブ教育): インクルーシブ教育 - すべての学習者が等しく学べる教育環境を提供し、特別な支援が必要な学習者も含める教育理念です。
- Inquiry-Based Learning (探求型学習): 探求型学習 - 学習者が質問を立て、それに答えるために情報を調査し、発見することを中心にした学習方法です。
- Instructional Design (インストラクショナルデザイン): インストラクショナルデザイン - 学習者が効果的に学べるように、教育活動や教材を計画、開発するプロセスです。
- Intrinsic Motivation (内発的動機付け): 内発的動機付け - 学習者が外部の報酬ではなく、学習そのものの楽しさや意義を感じて学ぶ動機です。
J
- Jigsaw Method (ジグソー法): ジグソー法 - 学習者が小グループで特定のトピックを分担して学び、それを互いに教え合う協同学習の手法です。
- Job-Embedded Learning (職務埋め込み学習): 職務埋め込み学習 - 学習者が職場で実際の業務を通じて学ぶ学習方法です。
K
- Knowledge Transfer (知識移転): 知識移転 - ある文脈で得た知識やスキルを、別の文脈に適用する能力です。
- Kolb's Experiential Learning Cycle (コルブの経験学習サイクル): コルブの経験学習サイクル - 経験を通じた学習プロセスを、具体的経験、反省的観察、抽象的概念化、能動的実験の4つの段階に分けた理論です。
L
- Learning Analytics (学習分析): 学習分析 - 学習者のデータを分析し、学習過程を改善するための情報を提供する手法です。
- Learning Management System (LMS) (学習管理システム): 学習管理システム - 教材の提供や学習進捗の管理を行うためのオンラインプラットフォームです。
- Learning Styles (学習スタイル): 学習スタイル - 学習者が情報を学びやすい特定の方法や傾向のことです。
- Lecture (講義): 講義 - 教師が中心となって知識を一方的に伝える教育方法です。
M
- Mastery Learning (習熟学習): 習熟学習 - すべての学習者が特定のスキルや知識を完全に習得するまで進行を制御する教育方法です。
- Metacognition (メタ認知): メタ認知 - 自分自身の思考プロセスを意識し、調整する能力です。
- Mind Mapping (マインドマッピング): マインドマッピング - 中心のテーマから関連するアイデアを放射状に展開して整理する思考ツールです。
- Montessori Method (モンテッソーリ教育法): モンテッソーリ教育法 - 子どもの自主性を尊重し、自己教育力を育むことを重視する教育法です。
N
- Narrative Pedagogy (ナラティブ教育法): ナラティブ教育法 - 学習者がストーリーを通じて学び、個々の経験を共有することで学びを深める教育方法です。
- Neuroscience in Education (教育における神経科学): 教育における神経科学 - 学習過程における脳の働きを理解し、それを教育に応用する学問です。
O
- Objective (目標): 目標 - 教育活動によって達成すべき具体的な成果や学習者の到達点です。
- Outcome-Based Education (成果基盤型教育): 成果基盤型教育 - 学習者が最終的に何を達成すべきかに焦点を当てた教育方法です。
P
- Pedagogy (教育学): 教育学 - 子どもの教育に関する理論と実践の総称で、教え方の研究や方法論を含みます。
- Peer Assessment (ピア評価): ピア評価 - 学習者同士が互いの成果物やパフォーマンスを評価し合うプロセスです。
- Personalized Learning (パーソナライズド・ラーニング): パーソナライズド・ラーニング - 学習者一人ひとりのニーズや興味に合わせて学習内容や進度を調整する教育方法です。
- Phenomenon-Based Learning (現象基盤型学習): 現象基盤型学習 - 現実世界の現象をテーマに、複数の学問分野を統合して学ぶ教育方法です。
- Portfolio (ポートフォリオ): ポートフォリオ - 学習者が自分の学習の進歩や成果を記録・整理するためのツールです。
- Problem-Based Learning (PBL) (問題解決型学習): 問題解決型学習 - 現実の問題を解決することを通じて学ぶ教育方法です。
- Project-Based Learning (PjBL) (プロジェクト型学習): プロジェクト型学習 - 実際のプロジェクトを通じて学び、学習成果を具体的な形で示す教育方法です。
Q
- Qualitative Research (質的研究): 質的研究 - 教育における現象や経験を深く理解するための研究方法で、観察やインタビューなどが用いられます。
- Questioning Techniques (質問技法): 質問技法 - 学習者の理解を促進し、思考を深めるために効果的な質問を行う技法です。
R
- Reflective Practice (内省的実践): 内省的実践 - 教師が自分の教育活動を振り返り、改善のための考察を行うことです。
- Reinforcement (強化): 強化 - 学習者が特定の行動を繰り返すように促すために報酬や称賛を与えることです。
- Resilience (レジリエンス): レジリエンス - 学習者が困難に直面しても挫けず、再び挑戦する力です。
- Rubric (ルーブリック): ルーブリック - 学習者の成果を評価するための評価基準を明確にした評価ツールです。
S
- Scaffolding (スキャフォールディング): スキャフォールディング - 学習者が自立して学べるように、教師が段階的に支援を提供する教育手法です。
- Self-Directed Learning (自己主導学習): 自己主導学習 - 学習者が自ら目標を設定し、学習の計画と実行を行う学習方法です。
- Self-Regulated Learning (自己調整学習): 自己調整学習 - 学習者が自分の学習を計画、監視、評価し、必要に応じて調整する能力です。
- Socio-Constructivism (社会的構成主義): 社会的構成主義 - 知識が社会的な相互作用を通じて構築されるとする学習理論です。
- Socratic Method (ソクラテス法): ソクラテス法 - 学習者が質問と対話を通じて、自ら考え、結論に達するように導く教育手法です。
- Standardized Testing (標準化テスト): 標準化テスト - すべての受験者に対して同じ条件で行われる試験で、学力の比較を行います。
- Student-Centered Learning (学習者中心の学習): 学習者中心の学習 - 学習者の興味やニーズに応じて、学習の内容や進め方を決定する教育アプローチです。
- Summative Assessment (総括的評価): 総括的評価 - 学習の最終段階で行われる評価で、学習者の成果を測定し、成績を決定します。
T
- Task-Based Learning (タスクベース学習): タスクベース学習 - 実際のタスクを通じて学習内容を習得する学習方法です。
- Teaching Philosophy (教育哲学): 教育哲学 - 教師が教育に対して抱く基本的な信念や価値観のことです。
- Technological Pedagogical Content Knowledge (TPACK) (テクノロジー・教育・内容知識の統合): テクノロジー・教育・内容知識の統合 - 教師がテクノロジーを効果的に活用して教えるために必要な知識の統合です。
- Think-Pair-Share (シンク・ペア・シェア): シンク・ペア・シェア - 学習者がまず個別に考え、次にペアで意見を交換し、最後にクラス全体で共有する活動です。
U
- Universal Design for Learning (UDL) (学習のためのユニバーサルデザイン): 学習のためのユニバーサルデザイン - すべての学習者がアクセスしやすいように、学習環境や教材を設計するアプローチです。
V
- Virtual Learning Environment (VLE) (仮想学習環境): 仮想学習環境 - オンラインで提供される学習のためのプラットフォームやシステムです。
- Visual Learning (視覚的学習): 視覚的学習 - 画像やビデオなど、視覚的な手段を使って学ぶことを好む学習スタイルです。
- Vygotsky's Zone of Proximal Development (ZPD) (ヴィゴツキーの最近接発達領域): ヴィゴツキーの最近接発達領域 - 学習者が他者の支援を受けながら達成できる発達の範囲を示す概念です。
W
- Whole Language Approach (ホールランゲージアプローチ): ホールランゲージアプローチ - 言語を全体的に捉え、意味のある文脈の中で学ぶ言語教育法です。
- Workshop Model (ワークショップモデル): ワークショップモデル - 学習者が主体的に活動し、実践を通じて学ぶ教育方法で、実験やプロジェクトを重視します。
X
- Experiential Learning (体験学習): 体験学習 - 学習者が直接の経験を通じて学ぶ学習方法で、実地体験やシミュレーションが含まれます。
Y
- Year-Round Education (通年教育): 通年教育 - 学校の長期休暇を分散させ、年間を通じて教育を提供する教育制度です。
Z
- Zone of Proximal Development (ZPD) (最近接発達領域): 最近接発達領域 - 学習者が独力では難しいが、適切な支援を受ければ達成できる学習領域です。
セイ・コンサルティング・グループの教え方に関する研修
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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