主語と動詞の一致

こんにちは。ゆうせいです。
今回は「主語と動詞の一致」についてお話しします!英語を勉強していると、「この主語にどの動詞を使えばいいの?」と迷うことがありませんか?このルールを理解すると、文法がぐっとクリアになります。一緒に見ていきましょう!


主語と動詞の一致とは?

英語では、主語の数や人称に応じて動詞の形を変える必要があります。これを「主語と動詞の一致」と呼びます。特に、三単現(三人称・単数・現在形)や不規則な動詞で間違えやすいポイントなので、じっくり押さえていきましょう。


一般的なルール

1. 主語が単数か複数かを見極める

単数のとき(1人または1つ)

動詞は主語に合わせて「単数形」になります。特に現在形の場合、三単現のルールが適用されます。

  • She plays tennis.(彼女はテニスをします。)
    → 三単現なので「plays」にします。

複数のとき(2人以上または2つ以上)

動詞は「複数形」になり、現在形の場合は動詞の原形を使います。

  • They play tennis.(彼らはテニスをします。)
    → 複数の主語に合わせて「play」を使います。

2. 三単現(三人称単数現在形)のルール

三単現とは、主語が三人称(he, she, itなど)で、単数、そして現在形の場合に動詞に「-s」や「-es」を付けるルールです。

形の変化

  • 一般の動詞 → 動詞に「-s」を加える
    例: work → works, run → runs
  • s, x, z, ch, shで終わる動詞 → 「-es」を加える
    例: watch → watches, fix → fixes
  • 子音 + yで終わる動詞 → yをiに変えて「-es」を加える
    例: study → studies, try → tries
  • 母音 + yで終わる動詞 → そのまま「-s」を加える
    例: play → plays, enjoy → enjoys

例文

  • He watches TV every day.(彼は毎日テレビを見ます。)
  • It flies high in the sky.(それは空高く飛びます。)

3. 主語が「I」や「You」の場合

「I」と「You」は単数形でも複数形でも使えますが、動詞の扱いは少し特別です。

  • I(一人称単数):常に動詞の原形を使います(ただしbe動詞は「am」)。
  • 例: I walk to school.(私は学校に歩いて行きます。)
  • You(二人称単数・複数):常に動詞の原形を使います。
  • 例: You are kind.(あなたは親切です。)

特殊なケース

1. 集合名詞

集合名詞(group, team, familyなど)は、単数扱いにも複数扱いにもなります。文脈に応じて動詞を変えます。

  • The team is winning.(チームは勝っています。)
    → チーム全体を1つのまとまりとして考える場合。
  • The team are celebrating.(チームのメンバーはお祝いをしています。)
    → メンバー一人ひとりを考える場合。

2. 複数形でも単数扱いする名詞

国名や組織名、学問名など、見た目が複数形でも実際は単数として扱われる名詞があります。

  • The United States is a large country.(アメリカ合衆国は大きな国です。)
  • Mathematics is interesting.(数学は面白いです。)

3. 「and」「or」の使い方

  • andで結ばれた主語は複数扱いになります。
  • Tom and Mary are friends.(トムとメアリーは友達です。)
  • oreither…orの場合は、後ろの主語に一致させます。
  • Either Tom or Mary is coming.(トムかメアリーのどちらかが来ます。)

主語と動詞の一致を整理した表

主語の種類動詞の形例文
単数(三単現)動詞 + s/esShe runs fast.
複数動詞の原形They run fast.
I動詞の原形I run fast.
You動詞の原形You run fast.
集合名詞(単数扱い)動詞 + sThe team wins.
集合名詞(複数扱い)動詞の原形The team are playing together.
or/either…or(後ろ次第)後ろの主語に一致Either he or they are responsible.

主語と動詞の一致を学ぶコツ

  1. 主語をしっかり見極める
    主語が単数か複数かを意識しましょう。集合名詞や「or」のルールは特に注意です。
  2. 三単現に慣れる
    三単現の形は慣れるまでよく練習しましょう。「動詞 + s/es」や「yをiに変えて-esを加える」ルールを暗記するとスムーズです。
  3. 例文を音読する
    主語と動詞を正しく一致させた例文を声に出して読むと、自然に身につきます。

主語と動詞の一致は、一見すると複雑に思えるかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単です!ぜひ今日から意識して練習してみてくださいね。次回は、さらに発展的な文法についてお話ししましょう!

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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