令和の時代のリーダーシップとは?昭和のリーダーと現代リーダーの対話から考える

こんにちは!今回はリーダーシップについて考えるために、昭和と令和のリーダーが対話するというシナリオをご紹介します。そして、最後には「にゃんこのリーダーシップ」のお話も登場しますのでお楽しみに!温かい視点からリーダーについて学んでいきましょう。


登場人物紹介

昭和のリーダー:松本さん
高度経済成長期に建設業界で活躍。カリスマ的な指導力で大勢を引っ張り、成果を上げることが信条。

令和のリーダー:田中さん
IT企業の経営者。従業員との対話を重視し、チーム全員が成長できる環境作りを目指している。

仲介役:マリさん
現代のビジネスコンサルタント。両者の意見を調整しながら議論を進めます。

昭和のリーダーと令和のリーダーの対話

シーン1:挨拶とリーダー像の違い

マリさん
今日はお二人にリーダーシップについて話し合っていただきます。まず、リーダー像について簡単に教えていただけますか?

松本さん(昭和)
リーダーっていうのはね、先頭に立って旗を振るもの。強い決断力と方向性を示して、みんなを引っ張る。それが一番大事だよ。みんながついてこないと、組織は成り立たないからね。

田中さん(令和)
私はリーダーって、後ろから支える存在だと思っています。従業員が自分の力を発揮できるように環境を整えることが役目。自分が目立つより、チーム全体が輝く方が重要だと考えています。

松本さん
ほう…後ろから支える?そんなことで本当に組織が回るのかい?

シーン2:リーダーの役割と成果主義

マリさん
なるほど、お二人の考えはだいぶ違いますね。でもお互いの強みを理解し合うことが大事です。たとえば、成果主義についてどうお考えですか?

松本さん
昭和の時代は、結果を出すことがすべてだった。例えば、建設現場では納期を守るために、どんな困難があってもやり切るのがリーダーの責務だったんだよ。それでチームが成長する。

田中さん
確かに結果は大事ですが、過程も大切です。たとえば、過剰なプレッシャーで社員が疲弊すると、長期的には成果を生めなくなります。だからこそ、個々の健康やモチベーションを尊重することが必要だと思うんです。

松本さん
結果がなければ企業は潰れるんだぞ?

田中さん
もちろんです。でも、サーバントリーダーシップの考え方では、結果はチーム全体の力で出すものだと考えます。リーダー一人で抱え込むのではなく、みんなが責任を共有する形です。

シーン3:サーバントリーダーシップの価値

マリさん
お二人とも良いポイントをおっしゃっていますね。ここで、サーバントリーダーシップについて少し整理しましょう。

松本さん
サーバント…何だって?

マリさん
サーバントリーダーシップとは、「仕える」という考えを基にしたリーダーシップスタイルです。リーダーがチームを支えることで、全員の能力を最大限に引き出すことを目指します。たとえば、料理のシェフが最高の料理を作るために、キッチンスタッフの動きを最適化するようなイメージです。

松本さん
ふむ、なるほど。だけど、仕えるだけで本当に結果がついてくるのかね?

田中さん
はい、それには信頼関係が必要です。私の経験では、従業員が自分の意見を自由に言える環境を作ると、想像以上の力を発揮してくれます。それが結果に繋がるんです。

シーン4:時代を超えて学び合う

マリさん
ここまでで、それぞれのリーダーシップの良さが見えてきたと思います。最後に、昭和のリーダー像から令和のリーダーが学ぶこと、そしてその逆について話していただけますか?

松本さん
令和のリーダー像から学ぶべきことか…。一人で背負いすぎる必要はない、という点だな。確かに、私のやり方では負担が大きすぎることもあった。

田中さん
ありがとうございます。私も松本さんの「強い決断力」には憧れます。チームの声を聞きすぎて、時々、決断が遅れることがあるので、そこは改善点です。

マリさん
お互いに学び合えるのは素晴らしいことですね!昭和と令和、違いがあっても、どちらも大切なリーダー像です。

にゃんこのリーダーシップ

さて、ここでちょっとほっこりした話をしましょう。にゃんこの世界にも、リーダーがいるって知っていますか?

我が家のにゃんこ、リーダー格のミケちゃんは、いつも他の猫たちが安心して過ごせるように気を配っています。例えば、新しいおもちゃが現れたとき、まず自分で試して安全だと確認してから、みんなに譲るんです。これってまるで「昭和のリーダー」のようですね。

一方で、ちび猫のクロちゃんが泣きながら迷子になったときは、そっと隣に寄り添って毛づくろいをしてあげていました。これはまるで「令和のリーダー」、支えるスタイルそのもの!

にゃんこたちを見ていると、リーダーシップは強さだけでなく、優しさや思いやりも必要なんだと教えられます。

今後の学びへの道筋

今回の対話とにゃんこのリーダーシップから、「リーダーとはどうあるべきか」について考える良いヒントを得られたのではないでしょうか?強さと柔軟さ、そして思いやりを組み合わせたリーダーシップがこれからの時代に求められています。

次は具体的な場面でどのようにリーダーシップを発揮するか、ケーススタディを考えてみましょう。そして、もし迷ったら、にゃんこのミケちゃんやクロちゃんを思い出してみてくださいね。きっと新しいアイデアが浮かんでくるはずです!


当社では、リーダーシップについての研修を提供しております。

リーダーシップ研修チームビルディング研修

投稿者プロフィール

田渕講師
田渕講師
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!