キャッシュフロー計算書をマスターしよう!黒字倒産を防ぐお金の管理術

こんにちは!今回は「キャッシュフロー計算書(C/F)」について学んでいきます。

「え?もう損益計算書(P/L)貸借対照表(B/S)を勉強したのに、また新しい書類?」と思うかもしれませんが、このキャッシュフロー計算書はとっても大事!

なぜなら、黒字なのに会社が倒産する「黒字倒産」を防ぐために必要だからです。

今日は、中学生でも分かるように、キャッシュフロー計算書の基本をやさしく解説していきます!表や図も交えながら、一緒に学んでいきましょう😊


1. キャッシュフロー計算書って何?

キャッシュフロー計算書(C/F)は、会社のお金の流れを表すレポートです。
これまで学んだ「損益計算書」と「貸借対照表」は、会社の成績や財産の状態を教えてくれるものでしたよね?

でも、「利益がある」=「お金が手元にある」とは限りません!

例えばこんな状況を想像してみてください👇

💡 例:お小遣いと黒字倒産

A君はお小遣いを1,000円もらいました。
でも、その1,000円を「来月にあげるね!」と言われたら…?

A君は「もらう予定(=利益)」はあるけど、手元にお金はありませんよね?
この状態で、今すぐ500円のジュースを買おうとしても、お金がないから買えません💦

→ これが「黒字なのにお金が足りない」=黒字倒産の危険な状態!

だからこそ、キャッシュフロー計算書で「実際に手元にあるお金の流れ」を確認することが大切なんです✨


2. キャッシュフロー計算書の3つの流れ

キャッシュフロー計算書は、「お金がどこから入ってきて、どこへ出ていったのか」を3つの視点で整理します。

① 営業キャッシュフロー(本業のお金の流れ)

✅ 会社の本業でどれくらい現金を得て、どれくらい使ったか?

💡

  • 入ってくるお金 → 商品の売上(現金で受け取った分)
  • 出ていくお金 → 仕入れ代、人件費、家賃 など

重要ポイント: ここがプラス(+)なら、本業が順調に回っている証拠!


② 投資キャッシュフロー(設備投資のお金の流れ)

✅ 会社が未来のためにどんな投資をしたか?

💡

  • 入ってくるお金 → 古い機械を売って現金が増えた
  • 出ていくお金 → 新しい工場やパソコンを購入した

重要ポイント: ここはマイナス(-)でもOK!会社が成長のために投資している証拠だから。


③ 財務キャッシュフロー(借入金や配当のお金の流れ)

✅ 会社の資金調達(借金や投資家からの資金)の動き

💡

  • 入ってくるお金 → 銀行から借入れをした、投資家から資金を調達した
  • 出ていくお金 → 借金を返済した、株主に配当を支払った

重要ポイント: ここがずっとマイナス(-)だと、借金が返せず資金繰りが苦しくなるかも!


3. キャッシュフロー計算書の簡単な例

👇 シンプルなキャッシュフロー計算書を表で見てみましょう!

項目金額(万円)内容
営業キャッシュフロー+100本業の売上からお金が増えた
投資キャッシュフロー-50設備を購入した(投資した)
財務キャッシュフロー-30銀行へ借金を返済した
合計(現金の増減)+20実際にお金が20万円増えた!

このように、キャッシュフロー計算書を見ることで、実際にお金が増えているかどうかを確認できます💰✨


4. 黒字倒産を防ぐための3つのポイント!

💡 キャッシュフロー計算書をチェックする際のポイントをまとめました👇

営業キャッシュフローがプラス(+)か?
→ 本業でお金をしっかり回せているかを確認!

売掛金(ツケ払い)が増えすぎていないか?
→ すぐにお金が入る取引が多いかをチェック!

借金の返済が負担になっていないか?
→ 返済額が多すぎると、手元のお金が減って資金繰りが苦しくなる💦


5. ちょっと一息!にゃんこエピソード🐾

パソコンに向かってキャッシュフロー計算書を整理していたら、わが家のにゃんこがいつもの様にキーボードの上にどーん!😺💻

「ちょっと待って、今大事な計算してるのに…💦」と思いつつも、にゃんこの満足そうな顔を見てしまうと、何も言えなくなります😂 そのままゴロゴロ喉を鳴らしながら寝始めて…結局、作業は一時中断(笑)。

「にゃんこの満足キャッシュフローは常にプラス(+)だね」なんて冗談を言いながら、しばらく撫でて癒やされました🐾✨


6. まとめ

✅ キャッシュフロー計算書は、会社のお金の流れをチェックする大事な書類!
営業CF・投資CF・財務CFの3つの動きをチェックしよう。
黒字倒産を防ぐには、「利益」だけでなく「現金」をしっかり管理すること!





投稿者プロフィール

田渕講師
田渕講師
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!