世界のITエンジニアに贈る、日本の名言10日目 “Start 10 Things. Fail 9. That’s How You Win.”

こんにちは。ゆうせいです。

「9敗1勝の価値」:挑戦の本質は“確率”ではなく“姿勢”にある
Day 10 of Japanese Wisdom for Global Engineers
Start 10 Things. Fail 9. That’s How You Win.


🗣️ 名言

「10回新しいことを始めれば、9回は失敗する。」
“If you try 10 new things, you’ll fail 9 times.”
柳井正(やない・ただし)/ファーストリテイリング会長・ユニクロ創業者


👤 出典

柳井氏の代表的な著書『一勝九敗』に登場するフレーズ。
この言葉は、「失敗を前提に挑戦するマインドセット」を体現しています。
彼にとっての成功とは、失敗を回避することではなく、失敗を通じて学び続けることなのです。

From his book “One Win, Nine Losses”, this quote reveals Yanai’s core belief:
Success is not the absence of failure—it’s built on it.


💡 解釈(プロダクト開発・スタートアップ思考向け)

新しい技術、サービス、機能…
「一発で当てる」ことを期待していませんか?

でも現実は…

  • 新しいAPI → デプロイ直後に403連発
  • 新UI → 想定以上にユーザー混乱
  • 成功確信の新企画 → 実はニーズがなかった

こんな経験、きっと誰にでもあります。
でもそれでいい。むしろ、それが自然。

Launching a new feature and it flops?
Welcome to the process.
Real innovation lives in iteration.


💻 実験を重ねるカルチャーを

成功したサービスや企業の裏には、山のような失敗があります。
それは「下手」だったからではなく、「挑戦の数が多かった」からです。

新しいことを10回やったら…意味するもの
9回失敗した9つの「なぜダメだったか」を知った
1回成功した価値ある「再現性のある勝ち筋」が見つかった
続けたチームに耐性と改善力がついた

Failing nine times out of ten isn’t a problem—
It’s how you find the one thing that works.


🔍 例え話

種を10個まいて、1本だけ芽が出たらどう思う?

「9個ムダだった」と思うかもしれませんが、
その1本が大樹になれば、9つの種は"必要な代償"だったと気づくはずです。

If you plant 10 seeds and only one grows—
it’s not waste.
It’s discovery through effort.


❓ 今日の問い

「最近“失敗した”と思っていることは、実は“10分の1を見つける旅”の途中ではないか?」

"What if your recent ‘failure’ is just step 3 in your 10-step process to success?"


🌱 まとめと小さなアクション

「9回失敗する」ことを前提にするからこそ、怖がらずに挑戦できるようになります。
1つのアイデアがうまくいかなくても、それは挑戦した証拠であり、
成功に近づいているサインです。

今日は「うまくいかなそう」と思って寝かせていたアイデア、1つだけ試してみませんか?
それが10分の1になるかもしれません。

Don’t aim for perfection.
Aim for experiments.
10 tries, 1 success.
That’s not a low success rate—that’s a winning strategy.

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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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