Good & Newのバリエーション集|研修講師が目的別に使い分けたいアイスブレイク実践ガイド
こんにちは。ゆうせいです。
今回は、研修講師向けに「Good & New」のさまざまなバリエーションを解説します。
Good & Newとは、参加者が「最近あった良いこと」や「新しく気づいたこと」を短く共有するアイスブレイクです。
新人研修、チームビルディング研修、営業研修、管理職研修、オンライン研修など、幅広い場面で使えます。
ただし、Good & Newはシンプルな分、毎回同じ進め方にするとマンネリ化しやすいです。
参加者から「また同じやつか」と思われてしまうと、場の温度は上がりません。
そこで大切になるのが、目的に合わせてバリエーションを使い分けることです。
料理でたとえるなら、Good & Newは「ごはん」のような基本メニューです。
そのままでも食べられますが、ふりかけ、おにぎり、チャーハン、雑炊のようにアレンジすると、場面に合った味になります。
Good & Newの基本形
まずは、基本形を確認しましょう。
Good & Newの基本は、参加者が一人ずつ「良かったこと」または「新しく気づいたこと」を共有する流れです。
最近あったGood、つまり良かったことを1つ話してください。 または、最近あったNew、つまり新しく気づいたことを1つ話してください。 話す時間は1人30秒です。
日本語で言えば、参加者が日常の中から前向きな出来事や新しい発見を取り出し、短く共有するワークです。
研修講師が使う場合、単なる雑談ではなく、場づくりのための意図あるワークとして設計することが大切です。
| 項目 | 基本設定 | 講師が意識すること |
|---|---|---|
| 人数 | 2人以上 | 多人数ならグループ分けする |
| 時間 | 1人30秒〜1分 | 長くなりすぎないようにする |
| 内容 | 良かったこと、新しい気づき | 深刻な話に寄りすぎないようにする |
| 目的 | 場を温める、心理的安全性を高める | 研修テーマにつなげる |
Good & Newが研修で役立つ理由
Good & Newは、ただの自己紹介ではありません。
研修の冒頭に使うことで、参加者の発言ハードルを下げる効果があります。
発言ハードルとは、「話しても大丈夫かな」「変に思われないかな」という心理的な壁のことです。
研修では、最初の発言がとても重要です。
一度声を出すと、その後の発言がしやすくなります。
逆に、最初から沈黙が続くと、参加者は「この研修では黙っていてよい」と感じてしまいます。
Good & Newは、発言の準備運動です。
スポーツでいきなり全力疾走しないように、研修でもいきなり本題の難しい討議に入らない方がよいのです。
| 効果 | 説明 | 研修での意味 |
|---|---|---|
| 発言しやすくなる | 短く話す体験を先に作れる | グループワークが活性化する |
| 表情がやわらぐ | 前向きな話題で場が温まる | 講師との距離が縮まる |
| 参加者同士を知れる | 日常の小さな情報が共有される | 関係づくりにつながる |
| 前向きな視点を作れる | 良いことに目を向ける習慣ができる | 学習意欲を高めやすい |
バリエーション1:24時間以内Good & New
最も使いやすいバリエーションが、時間範囲を絞る方法です。
この24時間以内にあったGoodまたはNewを1つ共有してください。
時間範囲を24時間以内にすると、話題が具体的になります。
「最近」と言われると、参加者はどこまでさかのぼればよいか迷います。
しかし、「24時間以内」と指定すれば、昨日から今日までの出来事を探せばよいので、考えやすくなります。
たとえば、次のような話が出やすくなります。
朝、いつもより早く起きられました。 駅で道を聞かれて、うまく案内できました。 昨日の研修内容を家に帰ってから少し復習しました。 昼食で初めて入った店がおいしかったです。
小さな話題で大丈夫です。
むしろ、小さな話題の方が研修には向いています。
大きな成功談だけを求めると、参加者は話しにくくなります。
講師は「小さなことで構いません」と必ず添えましょう。
バリエーション2:研修テーマ連動型Good & New
研修の本題につなげたい場合は、テーマを絞ったGood & Newがおすすめです。
最近あった仕事に関するGoodまたはNewを1つ共有してください。
または、研修テーマに合わせて次のように変えます。
| 研修テーマ | 問いかけ例 |
|---|---|
| 新人研修 | 最近できるようになったことを1つ共有してください。 |
| 営業研修 | 最近、お客様対応で気づいたことを1つ共有してください。 |
| リーダー研修 | 最近、メンバーとの関わりで学んだことを1つ共有してください。 |
| IT研修 | 最近、新しく知ったIT用語や技術を1つ共有してください。 |
| コミュニケーション研修 | 最近、人との会話でうまくいったことを1つ共有してください。 |
テーマ連動型のメリットは、アイスブレイクが本題への橋渡しになることです。
たとえば、IT研修の冒頭で「最近知ったIT用語」を共有してもらえば、そのまま学習意欲の話につなげられます。
研修講師にとって、アイスブレイクは余興ではありません。
本題へ入るための助走です。
バリエーション3:ペア共有型Good & New
参加者が多い場合や、全体発表に緊張しやすい場では、ペア共有型が有効です。
まず隣の方とペアになってください。 1人1分でGoodまたはNewを共有します。 聞き手は、最後に一言だけ感想を返してください。
ペア共有型の良いところは、全員が話せることです。
全体で順番に話すと、人数が多い場合は時間がかかります。
また、人前で話すのが苦手な参加者には負担が大きくなります。
ペアなら、かなり話しやすくなります。
研修会場を大きなホールだとすると、全体発表はステージに上がるようなものです。
ペア共有は、隣の席の人に話しかけるだけです。
負荷がまったく違います。
| 形式 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 全体共有 | 全員の話を場で共有できる | 時間がかかる |
| ペア共有 | 全員が短時間で話せる | 場全体への共有感は弱くなる |
| グループ共有 | 関係づくりと時間効率のバランスがよい | グループごとの温度差が出る |
ペア共有の後に、講師が数名だけ全体に紹介してもらうと、場全体にも広がります。
バリエーション4:聞き手リアクション付きGood & New
Good & Newを活性化したい場合は、聞き手に役割を与えます。
話し手がGoodまたはNewを話したら、聞き手は「いいですね」「それは新しいですね」など、一言リアクションを返してください。
研修では、話す力だけでなく、聞く力も重要です。
参加者が話しているのに、周囲が無反応だと、話し手は不安になります。
反対に、うなずきや一言があるだけで、話しやすさは大きく変わります。
聞き手リアクション付きGood & Newは、傾聴の練習にもなります。
傾聴とは、相手の話に関心を向けて丁寧に聞くことです。
新人研修やコミュニケーション研修では、特に相性が良いバリエーションです。
| 聞き手のリアクション例 | 効果 |
|---|---|
| いいですね | 受け止められた感覚を作る |
| それは嬉しいですね | 感情に共感できる |
| 新しい発見ですね | Newを強調できる |
| もう少し聞きたいです | 対話が広がる |
ただし、リアクションを強制しすぎると不自然になります。
講師は「大げさでなくて大丈夫です」と伝えると、参加者が安心します。
バリエーション5:拍手リレー型Good & New
場を明るくしたいときは、拍手を組み合わせる方法もあります。
1人がGoodまたはNewを話したら、全員で軽く拍手をします。 拍手が終わったら、次の人へ進みます。
拍手には、話し手を承認する効果があります。
承認とは、相手の存在や発言を受け止めることです。
特に初対面の研修では、「話しても受け止めてもらえる」という雰囲気づくりが重要です。
拍手リレー型は、明るい雰囲気を作りたい新人研修や内定者研修に向いています。
ただし、落ち着いた管理職研修やシリアスなテーマの研修では、少し軽く見える場合があります。
場の雰囲気を見て使いましょう。
| 向いている場面 | 向いていない場面 |
|---|---|
| 新人研修 | 重いテーマの研修 |
| 内定者研修 | 少人数の深い対話 |
| チームビルディング | 厳粛な研修冒頭 |
| イベント型研修 | 時間が非常に限られる場面 |
バリエーション6:チャット投稿型Good & New
オンライン研修では、チャット投稿型が便利です。
今朝から今までのGoodまたはNewを、チャットに一言で投稿してください。
オンライン研修では、参加者が声を出しにくい場合があります。
マイクの環境、周囲の音、心理的な緊張などがあるからです。
チャットなら、発言の負担を下げられます。
さらに、全員の投稿が画面上に残るので、講師が拾いやすくなります。
たとえば、次のような投稿が出ます。
朝の電車で座れました。 昨日より早くログインできました。 研修前に資料をざっと読めました。 知らないショートカットキーを1つ覚えました。
講師は投稿を見ながら、2〜3件だけ読み上げます。
全部を読もうとすると時間がかかるので、拾いすぎないことが大切です。
オンラインでは、チャットが参加の入口になります。
声を出す前に、まず文字で参加してもらいましょう。
バリエーション7:付箋共有型Good & New
対面研修で視覚的に場を作りたい場合は、付箋共有型が使えます。
付箋にGoodまたはNewを1つ書いてください。 書けたら、模造紙またはホワイトボードに貼ってください。 その後、近くの人と内容を共有します。
付箋共有型の良い点は、参加者の発言が見える形で残ることです。
研修会場の前にGoodやNewが集まっていくと、場全体が前向きになります。
これは、教室の壁に作品が貼られていく感覚に近いです。
自分の発言が場の一部になると、参加意識が高まります。
また、講師は付箋を見ながら、参加者の関心や状態を把握できます。
| 使い方 | 効果 |
|---|---|
| 研修冒頭に貼る | 場を前向きにする |
| 昼休み後に貼る | 午後の集中を取り戻す |
| 研修終了時に貼る | 学びの振り返りになる |
| グループごとに貼る | チーム内の共有が進む |
バリエーション8:学びのNew限定型
研修後半や振り返りに使うなら、「New」に限定する方法が効果的です。
今日の研修の中で、新しく気づいたことを1つ共有してください。
このバリエーションは、アイスブレイクというより、学習の定着に向いています。
新しく気づいたことを言葉にすると、頭の中が整理されます。
学習内容は、聞いただけでは定着しにくいです。
自分の言葉で話すことで、記憶に残りやすくなります。
このように、学んだ内容を自分の言葉で再構成することを、リフレクションと呼びます。
リフレクションとは、経験や学びを振り返り、意味づけすることです。
| 問いかけ | 使いやすい場面 |
|---|---|
| 今日、新しく知ったことは何ですか? | 研修終了前 |
| 午前中で一番のNewは何ですか? | 昼休み前 |
| 明日から試したいNewは何ですか? | 行動計画の前 |
| 考え方が変わったNewは何ですか? | 価値観やマインド系研修 |
研修講師は、Good & Newを冒頭だけでなく、振り返りにも使いましょう。
バリエーション9:感謝Good型
チームビルディングや組織開発研修では、感謝に焦点を当てたGood & Newが使えます。
最近、誰かに助けてもらって良かったことを1つ共有してください。
または、次のようにします。
このチームの中で、ありがたいと思った行動を1つ共有してください。
感謝Good型は、関係性を温める効果があります。
仕事では、問題点や不足点に目が向きやすいです。
でも、チームの中には小さな支援や配慮がたくさんあります。
感謝Good型は、その見えにくい貢献に光を当てます。
たとえるなら、暗い部屋で懐中電灯を当てるようなものです。
普段は見落としていた良い行動が、場に浮かび上がります。
ただし、特定の人だけが何度も褒められると、偏りが出ることがあります。
講師は「身近な小さな行動で構いません」と伝え、幅広く出るようにしましょう。
バリエーション10:失敗からのNew型
少し関係性ができている研修なら、失敗からのNew型も有効です。
最近の小さな失敗から、新しく気づいたことを1つ共有してください。
このバリエーションは、心理的安全性がある程度ある場で使います。
心理的安全性とは、自分の意見や失敗を話しても、否定されたり馬鹿にされたりしないと感じられる状態です。
失敗からのNew型は、学習する組織づくりに向いています。
ただし、研修開始直後や初対面の場では避けた方がよい場合があります。
いきなり失敗談を求めると、参加者は警戒します。
まず通常のGood & Newで場を温めてから使いましょう。
| 使うタイミング | 適性 |
|---|---|
| 研修開始直後 | あまり向かない |
| 関係性ができた後 | 向いている |
| 振り返りの時間 | 向いている |
| 失敗共有が文化になっていない職場 | 慎重に進める |
講師自身が軽い失敗例を先に話すと、参加者は話しやすくなります。
たとえば、「私は先日、資料のページ番号を間違えて、確認の大切さを再認識しました」くらいの軽さで十分です。
バリエーション11:未来Good型
前向きな行動につなげたいときは、未来Good型が使えます。
研修後に起こしたいGoodを1つ共有してください。
通常のGood & Newは、過去や現在の出来事を扱います。
未来Good型は、これから作りたい良い状態を扱います。
行動計画の前に入れると効果的です。
たとえば、次のような発言が出ます。
明日から朝一番にタスクを確認します。 次の会議では、自分から1回発言します。 学んだショートカットキーを今日中に1つ試します。 後輩に声をかける回数を増やします。
未来Good型は、研修の学びを行動につなげる橋になります。
「良いことがあった」で終わらず、「良いことを作る」に変えるのです。
バリエーション12:講師指名なしランダム型
講師が順番に指名すると、参加者が緊張することがあります。
そこで、ランダム型を使う方法もあります。
話し終わった方が、次に話す方を指名してください。 ただし、まだ話していない方を選んでください。
ランダム型は、場に少し動きが出ます。
参加者同士のつながりも生まれやすくなります。
ただし、指名されることに緊張する人もいます。
そのため、講師は次のように逃げ道を用意しておくと安心です。
すぐに思いつかない場合は、パスしても大丈夫です。
研修講師の役割は、参加者を追い詰めることではありません。
安心して参加できる場を作ることです。
目的別のおすすめバリエーション
Good & Newは、目的に応じて使い分けると効果が高まります。
| 研修の目的 | おすすめバリエーション | 理由 |
|---|---|---|
| 初対面の緊張をほぐす | 24時間以内Good & New | 話題が軽く、誰でも話しやすい |
| 全員に発言させる | ペア共有型 | 短時間で全員が話せる |
| オンラインで参加感を出す | チャット投稿型 | マイクを使わず参加できる |
| 研修テーマにつなげる | テーマ連動型 | 本題への導入になる |
| 学びを定着させる | 学びのNew限定型 | 振り返りに使いやすい |
| チームの関係性を良くする | 感謝Good型 | 互いの貢献に気づける |
| 挑戦する文化を作る | 失敗からのNew型 | 失敗を学びに変えられる |
| 研修後の行動につなげる | 未来Good型 | 行動宣言につながる |
Good & Newを進行するときの講師のコツ
Good & Newは簡単そうに見えますが、講師の進行で効果が大きく変わります。
特に大切なのは、安心感、時間管理、目的づけです。
| コツ | 説明 | 講師の声かけ例 |
|---|---|---|
| 小さな話でよいと伝える | 参加者の負担を下げる | 本当に小さなことで大丈夫です。 |
| 時間を決める | 長話を防ぐ | お一人30秒程度でお願いします。 |
| 講師が最初に例を出す | 発言のレベル感を示す | 私のGoodは、今朝余裕を持って会場に着けたことです。 |
| 否定しない | 心理的安全性を守る | ありがとうございます。良い気づきですね。 |
| 本題につなげる | 単なる雑談で終わらせない | 今の共有にも、今日のテーマである観察力が関係していますね。 |
特に、講師の最初の例は重要です。
講師が立派すぎる話をすると、参加者は「自分も良い話をしないといけない」と感じます。
講師は、あえて小さくて話しやすい例を出しましょう。
場を作るためには、完璧な話より、参加しやすい話の方が大切です。
Good & Newで起こりやすい失敗
Good & Newには注意点もあります。
うまく進めないと、逆に場が重くなることがあります。
| 失敗例 | 起こる原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 話が長くなる | 時間指定がない | 1人30秒など明確に伝える |
| 話せない人が出る | テーマが広すぎる、心理的負担が高い | 小さなことでよい、パス可と伝える |
| 毎回マンネリ化する | 同じ問いを使い続ける | 目的別にバリエーションを変える |
| 自慢大会になる | 大きなGoodだけが評価される雰囲気 | 日常の小さなGoodを歓迎する |
| 本題とつながらない | 講師が目的を設計していない | 研修テーマに合わせた問いにする |
Good & Newは、自由に話させれば成功するわけではありません。
自由すぎる場は、逆に参加者を迷わせます。
講師は、ほどよい制約を作りましょう。
制約とは、時間、テーマ、話す順番、話す量などの枠です。
枠があるから、参加者は安心して話せます。
研修タイプ別の使い方
Good & Newは、研修タイプによって使い方を変えると効果的です。
新人研修で使う場合
新人研修では、「できるようになったこと」「新しく知ったこと」に焦点を当てるとよいです。
昨日より少しできるようになったことを1つ共有してください。
新人は、自分にできないことばかりに目が向きがちです。
Good & Newを使うと、小さな成長に気づけます。
たとえば、「報連相のタイミングを少し意識できた」「ショートカットキーを1つ覚えた」などで十分です。
管理職研修で使う場合
管理職研修では、メンバー観察や職場改善につながる問いが向いています。
最近、メンバーの良い行動に気づいた場面を1つ共有してください。
管理職は、問題解決に意識が向きやすい立場です。
だからこそ、良い行動に気づく視点を持つことが大切です。
営業研修で使う場合
営業研修では、お客様との接点に関するGood & Newが効果的です。
最近、お客様との会話で得た新しい気づきを1つ共有してください。
営業では、顧客理解が重要です。
Good & Newを通して、お客様の反応や現場感覚を共有できます。
IT研修で使う場合
IT研修では、新しく覚えた用語や操作に焦点を当てます。
最近、新しく理解したIT用語や操作を1つ共有してください。
IT初学者は、知らない言葉の多さに圧倒されます。
新しく分かったことを共有すると、「少しずつ理解できている」という実感につながります。
Good & Newを研修設計に組み込む
Good & Newは、研修冒頭だけでなく、1日の流れの中に組み込めます。
| タイミング | 使い方 | 目的 |
|---|---|---|
| 研修開始時 | 24時間以内Good & New | 場を温める |
| 午前終了時 | 午前中のNew共有 | 学びを整理する |
| 昼休み後 | 昼休みGood共有 | 午後の空気を作る |
| グループワーク前 | ペア共有型 | 発言しやすくする |
| 研修終了時 | 未来Good型 | 行動につなげる |
研修講師は、Good & Newを単発の小ネタとして使うだけでなく、学習体験全体の中に配置しましょう。
どこで場を温めるのか。
どこで学びを整理するのか。
どこで行動につなげるのか。
この視点を持つと、Good & Newは強力な研修設計ツールになります。
まとめ
Good & Newは、参加者が「良かったこと」や「新しく気づいたこと」を共有するシンプルなアイスブレイクです。
しかし、研修講師が目的に合わせてバリエーションを使い分けることで、場づくり、関係づくり、学習の定着、行動促進まで幅広く活用できます。
| バリエーション | 主な目的 |
|---|---|
| 24時間以内Good & New | 話しやすくする |
| テーマ連動型 | 本題につなげる |
| ペア共有型 | 全員の発言機会を作る |
| 聞き手リアクション付き | 傾聴を促す |
| 拍手リレー型 | 明るい場を作る |
| チャット投稿型 | オンライン参加を促す |
| 付箋共有型 | 発言を見える化する |
| 学びのNew限定型 | 振り返りを深める |
| 感謝Good型 | 関係性を良くする |
| 失敗からのNew型 | 学習する文化を作る |
| 未来Good型 | 行動につなげる |
Good & Newを成功させるポイントは、参加者に「小さな話でよい」と伝えることです。
良い話をしなければならない。
面白い話をしなければならない。
役に立つ話をしなければならない。
参加者がそう感じると、発言は重くなります。
講師は、発言のハードルを下げてください。
そして、研修の目的に合う問いへ少しだけ形を変えてください。
Good & Newは、シンプルだからこそ奥が深いワークです。
今後の学習では、アイスブレイク、心理的安全性、ファシリテーション、リフレクション、チームビルディング、オンライン研修設計の順に学ぶとよいです。まずは次回の研修で、基本形ではなく「研修テーマ連動型Good & New」を1つ試してみましょう!
投稿者プロフィール

- 代表取締役
-
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
海外放浪の末、2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。
学生時代は趣味と実益を兼ねてリゾートバイトにいそしむ。長野県白馬村に始まり、志賀高原でのスキーインストラクター、沖縄石垣島、北海道トマム。高じてオーストラリアのゴールドコーストでツアーガイドなど。現在は野菜作りにはまっている。

