「have」の本当の使い方とは?持つ・経験する・食べる…万能動詞「have」の使い方をやさしく解説!
こんにちは。ゆうせいです。
英語でとてもよく使われる動詞「have」――あなたは「持っている」とだけ覚えていませんか?
実はこの「have」、ただ「持つ」だけでなく、経験・関係・動作・義務など、さまざまな意味を持つとても多機能な動詞なんです。
今回は、そんな万能動詞「have」について、丁寧かつ初心者にもわかりやすく深掘りしていきます!
「have」の基本イメージとは?
「have」のコアイメージは、
「自分の手元にある/関わりを持っている」こと。
そこから、
- 所有(持っている)
- 経験(~をした)
- 食事(~を食べる・飲む)
- 関係性(~がいる)
- 義務・行動(~しなければならない)
といったさまざまな使い方に派生します。
用法別「have」の使い方と例文
1. 所有(所有している)
例文:
- I have a car.(車を持っています)
- She has a new phone.(彼女は新しい携帯を持っています)
物や状態が自分に属しているときに使います。
2. 関係(人間・状態との関わり)
例文:
- I have a sister.(妹がいます)
- We have a problem.(問題があります)
「持っている」だけでなく、「ある・いる」という意味でも使えるんですね。
3. 経験・行動
例文:
- I had a great time.(楽しい時間を過ごした)
- She had a meeting this morning.(今朝、彼女は会議をした)
「~という時間・出来事を経験した」というニュアンスです。
4. 食事・飲み物
例文:
- Let’s have lunch.(昼食を食べよう)
- He had a coffee.(彼はコーヒーを飲んだ)
食べたり飲んだりすることも「have」で表現できます!
5. 義務・動作を表す「have to」
構文:have to + 動詞の原形
例文:
- I have to go now.(もう行かないと)
- You have to study harder.(もっと勉強しなきゃ)
この「have to」は「must(〜しなければならない)」と同じ意味です。
h2: 「have」の熟語・フレーズ15選
熟語 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
have a break | 休憩する | Let’s have a break. |
have a seat | 座る | Please have a seat. |
have a look | 見てみる | Have a look at this! |
have a cold | 風邪をひいている | I have a cold. |
have fun | 楽しむ | Have fun at the party! |
have a chat | おしゃべりする | We had a chat over coffee. |
have a baby | 赤ちゃんを産む | She had a baby last year. |
have a feeling | ~な気がする | I have a feeling it’ll rain. |
have a try | 試してみる | Can I have a try? |
have trouble | 困っている | I'm having trouble with math. |
have a dream | 夢を持つ/見る | I had a strange dream. |
have time | 時間がある | Do you have time now? |
have an idea | アイディアがある | I have an idea! |
have a nap | 昼寝する | I need to have a nap. |
have a good day | よい一日を! | Have a good day! |
図でわかる「have」のイメージ
[自分]
↑
持っている・関わっている(物・人・時間・出来事)
つまり、「have」は「自分のもの」「自分に関係すること」を表す動詞なんです。
「have」と「get」「take」「eat」との違い
動詞 | コアイメージ | 例文 | 解説 |
---|---|---|---|
have | 所持・関係 | I have lunch. | 昼食という“時間”を持つ感覚 |
get | 獲得・変化 | I got lunch. | 昼食を手に入れた |
take | 取り出す | I took lunch. | 昼食を取った(休憩的) |
eat | 食べる | I ate lunch. | 実際に食べた動作 |
このように、「have」は動作より“持つ・経験する”状態にフォーカスしているんですね。
今後の学習の指針
「have」は英語のあらゆる場面で使われる、まさに**“主役級”の基本動詞**です。
次のステップとしては:
- 「have+名詞」のフレーズを20個くらい丸暗記
- 「have to」の形で助動詞的な使い方を練習
- 過去形「had」、完了形「have had」など時制の変化に慣れる
もっとうまく使いこなせるようになったら、「have been」「have gone」などの現在完了の表現にも挑戦してみましょう!

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投稿者プロフィール

- 代表取締役
-
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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