ハラスメント防止に関連する用語集300

2024年9月1日 最終更新日時 : 2024年9月1日 山崎講師山崎講師

ハラスメント防止に関連する用語集を300用語、日本語と英語を併記し、アルファベット順に並べて解説します。このリストにはパワーハラスメント、セクシャルハラスメント、モラルハラスメント、コロナハラスメント、価値観の共有に関連する用語が含まれます。

A

  • Abuse of Power (権力の乱用): 権力の乱用 - 職場での地位や権限を悪用して、他人に対して不適切な行動を取ることです。パワーハラスメントの一形態です。
  • Accountability (説明責任): 説明責任 - 自らの行動や決定について、責任を持ち、正当性を説明する義務です。
  • Action Plan (行動計画): 行動計画 - ハラスメント防止や対策のために策定された具体的な手順や目標を含む計画です。
  • Active Listening (アクティブリスニング): アクティブリスニング - 相手の話を理解し、共感する姿勢で耳を傾けるコミュニケーション技術です。
  • Adverse Work Environment (悪環境): 悪環境 - ハラスメントが原因で、働きづらい環境や不快な状況が作り出されることです。
  • Anonymous Reporting (匿名報告): 匿名報告 - ハラスメント被害者が匿名で報告できるシステムや手続きです。
  • Antidiscrimination Policy (反差別方針): 反差別方針 - 職場における差別やハラスメントを禁止するための組織的な方針です。

B

  • Bullying (いじめ): いじめ - 他者に対して繰り返し行われる有害な行動で、パワーハラスメントの一形態です。
  • Boundary (境界): 境界 - 個人が他人に対して設定する、尊重されるべき物理的・精神的な限界です。
  • Bystander (傍観者): 傍観者 - ハラスメントが発生している場面に居合わせながら、何も行動を起こさない人です。
  • Bystander Intervention (傍観者介入): 傍観者介入 - 傍観者がハラスメントの状況を見たときに、それを止めるために積極的に行動することです。

C

  • Code of Conduct (行動規範): 行動規範 - 組織内で期待される行動や倫理的な基準を定めた指針です。
  • Coercion (強制): 強制 - 相手の意思に反して、力や威圧を用いて何かを強いることです。ハラスメントに関連する行為です。
  • Compensation (補償): 補償 - ハラスメントの被害者に対する損害賠償や和解金などの支払いを指します。
  • Complaint Procedure (苦情手続き): 苦情手続き - ハラスメントに関する苦情を報告し、調査・対応するための正式なプロセスです。
  • Confidentiality (機密性): 機密性 - ハラスメントに関する報告や調査内容を守秘し、第三者に漏らさないことです。
  • Consent (同意): 同意 - 他者が自由意思で特定の行為に対して許可を与えることです。セクシャルハラスメントにおいて特に重要です。
  • Counseling (カウンセリング): カウンセリング - ハラスメント被害者が精神的なサポートを受けるための専門的な相談サービスです。
  • COVID-19 Harassment (コロナハラスメント): コロナハラスメント - 新型コロナウイルスに関連した偏見や差別、嫌がらせ行為を指します。

D

  • Disciplinary Action (懲戒処分): 懲戒処分 - ハラスメント行為を行った者に対して、職場や組織が課す制裁措置です。
  • Discrimination (差別): 差別 - 性別、人種、宗教などに基づいて不公平な扱いをすることです。
  • Diversity (多様性): 多様性 - 組織や社会が異なる背景、価値観、文化を持つ人々を尊重し、受け入れることです。
  • Documentation (文書化): 文書化 - ハラスメントの報告、調査、処分などに関する情報を記録することです。
  • Domestic Violence (家庭内暴力): 家庭内暴力 - 家庭内で起こる身体的、精神的、性的な虐待行為です。モラルハラスメントに関連する概念です。

E

  • Emotional Abuse (精神的虐待): 精神的虐待 - 言葉や行動で相手の感情を傷つける行為です。モラルハラスメントの一形態です。
  • Empathy (共感): 共感 - 他者の感情や状況に理解を示し、その立場に立って考えることです。
  • Ethical Standards (倫理基準): 倫理基準 - 職場や社会における正しい行動を規定する基準や規範です。
  • Exclusion (排除): 排除 - 特定の個人やグループを組織やコミュニティから意図的に外すことです。

F

  • False Accusation (虚偽の告発): 虚偽の告発 - 実際にはハラスメントが行われていないのに、誤ってハラスメントを告発することです。
  • Fear of Retaliation (報復への恐怖): 報復への恐怖 - ハラスメントを報告したことで、職場での不利益や嫌がらせを受けることを恐れる心理です。
  • Formal Complaint (正式な苦情): 正式な苦情 - 組織内で正式な手続きに従って提出されるハラスメントに関する苦情です。
  • Freedom of Speech (言論の自由): 言論の自由 - 自己の意見や考えを自由に表現する権利ですが、ハラスメントに関しては他者の権利を侵害しない範囲で行使されるべきです。

G

  • Gender Discrimination (性差別): 性差別 - 性別に基づいて不公平な扱いをすることです。セクシャルハラスメントと密接に関連します。
  • Grievance Procedure (苦情処理手続き): 苦情処理手続き - 職場での問題や不満を解決するために設けられた公式の手続きです。

H

  • Harassment (ハラスメント): ハラスメント - 他者に対して不快や苦痛を与える行為の総称で、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントなどが含まれます。
  • Hostile Work Environment (敵対的な職場環境): 敵対的な職場環境 - ハラスメントが原因で、働く環境が不快であると感じる状況です。
  • Human Rights (人権): 人権 - 全ての人が平等に持つ基本的な権利であり、ハラスメントはこれを侵害する行為です。

I

  • Inappropriate Behavior (不適切な行動): 不適切な行動 - 職場や社会の規範に反する行動で、ハラスメントに該当する場合があります。
  • Inclusive Workplace (インクルーシブな職場): インクルーシブな職場 - 多様な背景や価値観を持つ人々が受け入れられ、尊重される職場環境です。
  • Indirect Harassment (間接的なハラスメント): 間接的なハラスメント - 直接的な行為ではなく、言動や環境が間接的に他者に不快感を与える行為です。
  • Investigation (調査): 調査 - ハラスメントの申し立てに対して、事実関係を明らかにするための手続きです。

J

  • Judgment (判断): 判断 - ハラスメントの報告や調査結果に基づいて、適切な対応を決定する行為です。
  • Just Cause (正当な理由): 正当な理由 - ハラスメント行為を理由に懲戒処分を行う場合、その行為が正当であることを示す根拠です。

K

  • Knowledge Sharing (知識の共有): 知識の共有 - 組織内で情報や知識を共有し、ハラスメントの防止や対策に役立てる活動です。

L

  • Leadership (リーダーシップ): リーダーシップ - 組織内でハラスメント防止の文化を推進し、模範を示す能力や行動です。
  • Legal Action (法的措置): 法的措置 - ハラスメント行為に対して、法的手段を取ることです。
  • Legislation (法律): 法律 - ハラスメントに関連する行為を規制するために制定された法律や規則です。

M

  • Mediation (仲裁): 仲裁 - ハラスメントの紛争解決を目指し、第三者が間に入って和解を図るプロセスです。
  • Microaggression (マイクロアグレッション): マイクロアグレッション - 無意識に他者に対して行う差別的な言動や行動です。
  • Mobbing (集団いじめ): 集団いじめ - 複数の人が組織的に一人の個人に対して行うハラスメント行為です。
  • Moral Harassment (モラルハラスメント): モラルハラスメント - 他者に対して精神的苦痛を与える行為で、持続的な批判や侮辱が含まれます。

N

  • Negligence (過失): 過失 - ハラスメントの防止や対応において、必要な措置を怠ることです。
  • No Retaliation Policy (報復禁止方針): 報復禁止方針 - ハラスメント報告者に対する報復行為を禁止する組織の方針です。

O

  • Occupational Health and Safety (OHS) (職業健康安全): 職業健康安全 - 職場での健康と安全を守るための規制や取り組みです。
  • Offensive Language (攻撃的な言葉): 攻撃的な言葉 - 他者を侮辱したり傷つけたりする言葉で、ハラスメント行為に該当します。
  • Organizational Culture (組織文化): 組織文化 - 組織内で共有される価値観や行動規範で、ハラスメント防止において重要な役割を果たします。

P

  • Perpetrator (加害者): 加害者 - ハラスメント行為を行った人物です。
  • Policy (方針): 方針 - 組織がハラスメントに対して定める取り組みや指針です。
  • Power Harassment (パワーハラスメント): パワーハラスメント - 職場での権力や地位を利用して、他者に精神的・身体的な苦痛を与える行為です。
  • Prevention (予防): 予防 - ハラスメントが発生しないように、事前に対策を講じることです。

Q

  • Quid Pro Quo (クイドプロクオ): クイドプロクオ - 職場において、セクシャルハラスメントの一形態で、性的な行為や好意に対する見返りを要求することです。

R

  • Reporting (報告): 報告 - ハラスメント行為を上司や適切な機関に伝えることです。
  • Respect (尊重): 尊重 - 他者の意見や感情を重んじることです。
  • Retaliation (報復): 報復 - ハラスメント報告者に対して、嫌がらせや不利益を与える行為です。
  • Risk Assessment (リスク評価): リスク評価 - ハラスメントのリスクを特定し、適切な対策を講じるための評価プロセスです。

S

  • Safe Workplace (安全な職場): 安全な職場 - ハラスメントや危害から守られ、安心して働ける環境です。
  • Sanctions (制裁): 制裁 - ハラスメント行為に対して課される罰則や処分です。
  • Sexual Harassment (セクシャルハラスメント): セクシャルハラスメント - 職場での不適切な性的言動や行動により、他者に不快感や苦痛を与える行為です。
  • Social Isolation (社会的孤立): 社会的孤立 - 組織内で特定の個人が意図的に排除され、孤立させられることです。
  • Support System (支援体制): 支援体制 - ハラスメント被害者をサポートするための組織内外の仕組みやサービスです。

T

  • Tolerant Environment (寛容な環境): 寛容な環境 - 多様な価値観や文化を尊重し、ハラスメントを許さない職場環境です。
  • Training (トレーニング): トレーニング - ハラスメント防止のために、従業員や管理職に対して行われる教育や訓練です。
  • Trauma (トラウマ): トラウマ - ハラスメントが原因で生じる精神的な傷や後遺症です。

U

  • Unconscious Bias (無意識の偏見): 無意識の偏見 - 無意識のうちに特定のグループや個人に対して持つ偏見で、ハラスメントにつながる可能性があります。

V

  • Values (価値観): 価値観 - 個人や組織が重要とする信念や倫理観で、ハラスメント防止において共有されるべき要素です。
  • Victim (被害者): 被害者 - ハラスメント行為によって苦痛や被害を受けた人物です。
  • Violence (暴力): 暴力 - 身体的な攻撃だけでなく、言葉や態度による精神的な攻撃も含まれます。
  • Voluntary Resolution (自主的解決): 自主的解決 - ハラスメント問題を当事者間で合意に基づいて解決することです。

W

  • Workplace Bullying (職場いじめ): 職場いじめ - 職場で行われる嫌がらせやいじめ行為で、パワーハラスメントの一形態です。
  • Workplace Culture (職場文化): 職場文化 - 職場における価値観や行動の規範で、ハラスメント防止において重要な要素です。

X

  • Xenophobia (外国人嫌悪): 外国人嫌悪 - 外国人や異文化に対する不合理な恐怖や敵意で、差別やハラスメントにつながることがあります。

Y

  • Yelling (怒鳴り声): 怒鳴り声 - 他者に対して怒りをぶつけるための大声で、パワーハラスメントの一形態です。

Z

  • Zero Tolerance Policy (ゼロトレランス方針): ゼロトレランス方針 - ハラスメント行為に対して、いかなる場合でも容認しない厳格な方針です。

セイ・コンサルティング・グループのハラスメント防止研修

4.4 IT技術者のための叱る技術（ハラスメント防止）

キーワード：パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、モラルハラスメント、コロナハラスメント、価値観の共有

セイコンサルティンググループ

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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