日本人が間違えやすい英文法のテーマ15選
日本人が間違えやすい英文法のテーマを以下にリストアップします。
リンクになっていて詳細な説明のページに飛ぶことができます。
これらは日本語との構造の違いや発想の違いから、特に学習者が混乱しがちなポイントです。
- 冠詞(a, an, the)の使い方:日本語には冠詞の概念がないため、冠詞の使い分けが難しい。
- 現在完了形と過去形の違い:日本語には直接的に相当する時制がないため、「have+過去分詞」の使い方を理解するのが難しい。
- 時制の一致:日本語では文中の時制を合わせるルールがあまりないため、時制の一致が不自然になりやすい。
- 仮定法:日本語の「もし〜だったら」という表現との違いから、仮定法過去・仮定法過去完了の使い分けが難しい。
- 主語と動詞の一致:主語に応じて動詞の形が変わるという発想が日本語にはないため、三単現のsや複数形の扱いでミスが起きやすい。
- 分詞構文:日本語には同等の表現が少ないため、分詞構文を理解しにくく、また、使いこなすのが難しい。
- 関係代名詞:関係代名詞を使って文をつなげる英語の構造が、日本語と異なるため、使い方を間違いやすい。
- 前置詞の使い分け:「in」「on」「at」など、意味が似ている前置詞が多く、それぞれの使い分けが難しい。
- 数えられる名詞と数えられない名詞の区別:「information」「advice」など、日本語では「一つの情報」「一つのアドバイス」としても、英語では数えられない名詞として扱うため、混乱が生じやすい。
- 倒置:強調したい部分を前に出す倒置構文が、英語では頻出するが、日本語とは異なるため理解が難しい。
- 動詞の形(to不定詞と動名詞):動詞の後に続く形として、to不定詞と動名詞を選択するルールが曖昧に見え、どちらを使うか迷いやすい。
- 間接疑問文:「I don’t know where he went.」などの文で、疑問詞が来ても語順が平叙文のままになるルールを間違えやすい。
- 比較級と最上級の使い方:「er」や「more」「most」の使い方が混乱しやすく、また、thanの後の省略もミスが多い。
- 受動態(受け身):日本語の受け身表現と英語の受動態の違いから、受動態にする場面や、byを使うべきか迷うことがある。
- 強調構文(It is ~ that…):英語独特の構文であるため、日本語から発想しづらく、使い方を誤りやすい。
これらのテーマは、理解が難しいだけでなく、実際の会話や作文で誤りが生じやすいポイントです。それぞれのルールに対して練習を積み、具体的な例文を見ていくことが重要です。
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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