柳田國男の「ハレ」と「ケ」から学ぶ仕事のヒント

こんにちは!今日は、民俗学者・柳田國男が提唱した「ハレ」と「ケ」という概念を、仕事の視点から紐解いてみたいと思います。
「ハレ」と「ケ」って、ちょっと難しそうに聞こえますよね。でも実は、私たちの日常にもすごく関係があるんです!

「ハレ」と「ケ」とは?

柳田國男によると、日本の伝統的な生活では、日常を「ケ」、祭りや特別な行事など非日常を「ハレ」として区別していました。
例えば、普段のご飯は「ケ」ですが、お正月のおせち料理は「ハレ」。学校の毎日の授業は「ケ」だけど、文化祭は「ハレ」。わかりやすいですよね♪

この「ハレ」と「ケ」の切り替えが、人々の生活にメリハリを与え、心に活力をもたらしていたのです。

仕事における「ハレ」と「ケ」

さて、この考えを仕事に置き換えてみると、通常業務は「ケ」、そして研修や特別なプロジェクトは「ハレ」と捉えられます。

日々のルーチンワーク(ケ)も大切ですが、そこに少し非日常の要素(ハレ)が加わると、気持ちが引き締まったり、新しい発想が生まれたりするのです。

研修はまさに「ハレ」!

研修は、普段の業務から一歩外に出て、学びと成長の時間を過ごす場です。
参加者にとっては「いつもと違う環境」「新しい視点に出会える時間」だからこそ、モチベーションも上がりやすいんですね。

私は研修を行うとき、「楽しく学べる空気」を大事にしています。たとえば、ゲーム感覚で取り組めるワークを入れたり、ちょっとした雑談を交えて和ませたり。
そうすると、参加者の表情がどんどん柔らかくなって、最後には「こんな学び方もあるんだ!」とキラキラした目をしてくれるんです。
(私までワクワクしてしまう…!)

他の職種での「ハレ」事例

研修以外にも、「ハレ」の瞬間はたくさんあります。

  • 営業職では、新商品の発表会や展示会が「ハレ」。普段の商談とは違う空気で、お客様との関係も深まります。
  • 製造業では、改善活動の発表会や表彰式が「ハレ」。努力が認められる特別な日です。
  • IT業界では、ハッカソン(短期間でアイデアを形にするイベント)が「ハレ」。日常のコーディングとは一味違う挑戦です。

こうした非日常の時間が、日常の「ケ」に良い刺激を与えてくれるのです。

にゃんこエピソードでちょっと一息♪

うちのにゃんこも「ハレ」と「ケ」を見事に使い分けているんですよ。
普段はゴロゴロしている(ケ)のに、レーザーポインターを出すと、目をキラッとさせて全力疾走(ハレ)!
その姿を見るたびに、「あぁ、私もにゃんこみたいにハレの瞬間を楽しもう」と思ってしまいます(=^・^=)

まとめと今後の学び

「ハレ」と「ケ」の考え方は、仕事にメリハリをつけるヒントになります。
日常の中にちょっとした特別な時間を作ることで、気持ちもリフレッシュし、新しい成長が生まれます。

今後は、自分自身も研修をもっと楽しい「ハレ」の場に進化させ、参加者がワクワクする体験を提供していきたいと考えています。

みなさんも、仕事の中で「これは私のハレの時間!」と思える瞬間を意識してみてくださいね。
きっと日常(ケ)がもっと輝くはずです☆

それでは、次はどんな「ハレ」を作っていきましょうか?


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投稿者プロフィール

田渕講師
田渕講師
セイ・コンサルティング・グループ株式会社専務取締役
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上
キャリアコンサルタント・産業カウンセラー
アンガーマネジメントファシリテーター、コンサルタント
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!