「好き」が社会に届くとき--内的動機と外的価値がつながる理想のカタチ--

こんにちは。今日は、ちょっと心が温かくなるようなお話をしながら、「内的動機」と「外的価値」の関係について考えてみましょう。

もしかすると、「自分の“好き”って、誰かの役に立っているのかな?」と感じたことはありませんか?

その疑問の答えが、「自己実現と社会貢献が両立する」理想的な状態へのヒントになるんです。


内的動機って?外的価値って?まずは言葉の意味から

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、大丈夫。身近な言葉に置き換えてみましょう。

内的動機とは、自分の内側から自然に湧いてくる「やりたい」「面白い」と思う気持ちのこと。
反対に、外的価値は「誰かの役に立つこと」「社会に良い影響を与えること」を指します。

たとえば……

  • 「プログラミングが楽しくて、毎晩ちょこちょこアプリを作っていた」→これは内的動機。
  • 「そのアプリが、誰かの困りごとを解決して『ありがとう』と言われた」→これは外的価値。

このふたつが“つながる”と、すごく理想的な状態が生まれます✨


事例紹介:新人さんの素敵なアプリづくり

ある新人エンジニアさんの話です。

その方は、「コードを書くのが楽しくて仕方ない!」という気持ちから、ある日アプリを作り始めました。目的は“誰かの役に立とう”ではなく、ただ「楽しいから」「自分が使ってみたかったから」。

でも、そのアプリが意外な形で活躍することに。

職場の先輩が「これ、うちのチームの困りごとにぴったりかも!」と使ってみたら…
業務効率がグンとアップ! そして「ありがとう!すごく助かったよ!」と感謝の声が✨

まさに、「好き」で始めたことが、「誰かの助け」に変わった瞬間です。


研修講師という仕事の喜び

私たち研修講師にも、似たような体験があります。

たとえば、新人研修のとき。
最初は「なんとなく配属されました」というような方も、数週間後には「プログラミングって意外と面白いですね!」「何か作ってみたい!」と目を輝かせるようになります。

そんな時、ふと感じるのです。

「この人が“好き”を見つけて、それが誰かの役に立つ未来が、もう始まっているんだな」って。

講師の役割は、単に技術を教えることだけではありません。
新人さんたちが仕事の中に「楽しさ」や「やりがい」を見つけ、自分の内的動機を育てるお手伝いをすることでもあるんです。


では、どうすればその理想に近づけるの?

まだ「社会貢献」と聞くと、ちょっと遠い感じがするかもしれません。
でも、以下のステップを少しずつ踏んでいけば、自然とその道につながっていきますよ。

ステップ内容具体例
1好きなことに気づく「なんとなく楽しい」が大事なサイン
2小さな成果をシェアしてみる自作のツールをチームで使ってもらう など
3フィードバックを受けてみる「使いやすかった!」が次のモチベーションに
4「誰に喜ばれたいか」を考える想定ユーザーを思い浮かべることで外的価値が見えてくる

ちょうどパズルのピースがカチッとハマるように、内的動機と外的価値がつながっていく感覚が、やがて訪れるはずです。


にゃんこエピソード:ちょっぴり照れ屋な応援団

記事を書いているとき、ふと足元に気配が…。
うちのにゃんこ、「ココ」がそっと寄ってきて、静かにこちらを見ていました。

まるで「その話、きっと誰かの心に届くにゃ」と言っているみたいに…。

えっ、気のせい?いやいや、こういうのって、心の支えになるんですよね(笑)


まとめ:好きが社会につながる未来へ

あなたの「楽しい!」「面白い!」という気持ちは、誰かに届く力を持っています。

最初は自分だけの楽しみだったとしても、それをちょっとだけ外に向けてみると…
思わぬかたちで人を笑顔にすることがあります。

「好き」が「役に立つ」に変わる瞬間。
その奇跡を、あなたもぜひ経験してみてくださいね。


今後の学びのヒント

  • 「楽しい」と感じることを日記やメモに書いてみる
  • 小さなアウトプット(作品・ツールなど)をシェアしてみる
  • 研修や現場でのフィードバックを受け止めてみる
  • “誰にどう喜んでもらいたいか”を想像してみる

小さな一歩が、未来の「ありがとう」に変わっていくはずです✨


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投稿者プロフィール

田渕講師
田渕講師
セイ・コンサルティング・グループ株式会社専務取締役
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上
キャリアコンサルタント・産業カウンセラー
アンガーマネジメントファシリテーター、コンサルタント
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!