エンタープライズAIとフィジカルAIとは?考えるAIと動くAIが仕事を変える
最近、AIの話題を聞かない日はありませんよね。文章を書くAI、質問に答えるAI。とても便利ですが、ふとこんな疑問が浮かびませんか?
「AIって、結局パソコンの中だけの話?」
実は最近の仕事目線で見ると、AIには特に注目したい2つの方向性があります。ひとつは エンタープライズAI。もうひとつが フィジカルAI です。この2つを知っておくと、AIのニュースが一気に“自分ごと”になりますよ。
エンタープライズAIとは?
エンタープライズAIとは、企業や組織の仕事の中で、実際に価値を生み出すために使われるAIのことです。
大切なポイントは、「AIを導入すること」そのものを目的にしないことです。
- 仕事が楽になったか
- 作業時間が減ったか
- 人が本来やるべき仕事に集中できているか
ここまで考えて初めて、エンタープライズAI活用と言えます。最新の家電を買うこと自体ではなく、「家事が楽になったか」が大切なのと同じですね。
エンタープライズAIの身近な事例
事例1:社内問い合わせ対応
「申請書はどこ?」「このルールはどうなってる?」といった質問に、AIが自動で回答します。担当者の対応時間が減り、質問する側もすぐに答えがわかるようになります。
事例2:営業や企画の資料作成
過去の資料を元にAIが下書きを作成し、人は内容を考えたり、調整したりする部分に集中します。AIは下支え役、最終判断は人間。この役割分担がとても重要です。
フィジカルAIとは?
一方で、フィジカルAIは少し性質が異なります。フィジカルAIとは、現実世界で「見て・判断して・動く」AIのことです。
画面の中だけで完結せず、カメラやセンサー、ロボットなどを使い、実際の空間で働きます。「考えるAI」に「体」がついたイメージをすると分かりやすいでしょう。
フィジカルAIの事例
事例1:工場や倉庫
自動搬送ロボットが、人や障害物を避けながら荷物を運びます。「見る → 判断する → 動く」という流れを、AIがリアルタイムで担っています。
事例2:店舗や施設
清掃ロボットや案内ロボットが、人が多い場所ではゆっくり、空いている場所では効率重視で動きます。「空気を読んでいるみたい」と感じる場面の裏側では、フィジカルAIが状況に応じた判断を行っています。
エンタープライズAIとフィジカルAIの違い
| 種類 | 主な役割 | 活躍する場所 |
|---|---|---|
| エンタープライズAI | 考える、分析する、支援する | パソコン、クラウド |
| フィジカルAI | 見る、判断する、動く | 現場、工場、店舗 |
エンタープライズAIは「頭脳」、フィジカルAIは「体」。この2つが組み合わさることで、仕事の進め方は大きく変わっていきます。
にゃんこエピソードで理解するAI
まずはエンタープライズAIの話です。自動給餌器を導入したとき、「これで楽になる!」と思ったものの、設定をよく確認しなかった結果、深夜3時にごはんが出る設定に…。にゃんこは大喜び、人間は寝不足。目的や使い方を考えずに導入すると失敗する点は、AIも同じですね。
次はフィジカルAI。掃除ロボットを初めて動かした日は、にゃんこが完全に敵認定。でも数日後、ロボットが家具を避けて動く様子を見て、興味津々に観察するようになりました。動きながら状況に合わせて判断する存在、それがフィジカルAIです。
数式っぽく考える仕事の価値
仕事の価値をシンプルに表すと、次のように考えられます。
仕事の価値 = 成果 ÷ 時間
仕事の価値 = 出来上がった結果 わる かかった時間
エンタープライズAIは「時間」を減らし、フィジカルAIは「成果の安定」と「安全」を支えます。両方がそろうことで、仕事の価値はより高まっていきます。
まとめ:AIは「支える存在」
エンタープライズAIもフィジカルAIも、目的は同じです。人が、人らしい仕事に集中するため。AIは仕事を奪う存在ではなく、あなたを支える相棒です。
あなたの現場では、どんな仕事がAIを待っているでしょうか?少し立ち止まって考えてみると、ヒントが見つかるかもしれません😊
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投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社専務取締役
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上
キャリアコンサルタント・産業カウンセラー
アンガーマネジメントファシリテーター、コンサルタント
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!
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