030-オブジェクト指向の基本-null【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】

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オブジェクト指向の基本-nullについて解説します。

ソースコード

public class ExampleNull {
	public static void main(String[] args) {
		String str1 = new String("ABC");
		String str2 = str1;
		str1 = null;
		System.out.println(str2);
	}
}

解説

nullについて解説します。

Javaでいうnullとは、メモリ上で指し示す住所が無いということを意味します。

Javaのエラーの一つに、NullPointerExceptionという例外があります。

例えば、このエラーは、指し示す住所がないので、

インスタンスを動かせないよという意味になります。

こういうエラーを出さないようにするため、nullの存在を知っておくことは大切なことです。

サンプルコードで確認しましょう。

Stringクラスのインスタンスが作成されています。

中身にはABCという文字列が入っています。

変数str1には、何が入っているでしょうか?

ABCという文字列でしょうか?違います。

インスタンスの住所、つまりメモリ上の参照が入っているのです。

では、次の変数str2=str1はどうでしょうか。

変数Str2にstr1の住所が入ったことになります。

変数str1=nullはどうでしょうか、変数str1に保存していた住所をnullにする、すなわち場所を持っていないという状態にします。

この時点で変数str1は空、変数str2には、最初に作成したStringクラスのインスタンスの参照が入っていることになります。

よって、printlnメソッドでstr2を呼び出すと、ABCが表示されます。

ここでは基本事項として、インスタンスの場所である参照が空であるnullという存在を知ってもらえれば、大丈夫です。

以上、nullについて解説しました。

このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。