リーダーってどんな人?新人から経営者までに共通する「本当のリーダー像」とは

「リーダー」と聞いて、どんなイメージが思い浮かびますか?

頼もしく、みんなを引っ張っていく人?
決断力があって、自信に満ちている人?
…もしかすると、「自分にはムリかも…」なんて思ってしまう方もいるかもしれません。

でも、大丈夫。
リーダーって、実は特別な才能やカリスマ性だけではないんです。
むしろ、「相手のことをどこまで思えるか」が一番の鍵かもしれません。

今回は、新人研修でリーダー体験をする若手の皆さんから、企業のトップを担う経営者までに共通する「本質的なリーダー像」を一緒に探っていきましょう♪


新人にもできるリーダー体験:まずは「やってみる」ことがスタート!

研修でのグループワーク。毎回リーダー役を持ち回りで担当してもらっているんですよね。
これは実は、とても意味のあることなんです。

リーダーって、はじめから完璧じゃなくていいんです。
大切なのは、「まず一歩踏み出してみること」。

例えば、「みんなの意見をまとめてみる」「時間配分を意識して声かけする」など、ほんの少し勇気を出すだけでも、それは立派なリーダーの一歩なんです。

「でも、人の意見をまとめるの苦手で…」
そんな声も聞こえてきそうですが、大丈夫!むしろその苦手意識こそ、成長のチャンスなんです♪


柳井正社長の言葉に学ぶ、リーダーの本質

ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正社長。
彼の言葉には、リーダーにとって大切な本質がたくさん詰まっています。

たとえば…

1. 表面だけではなく、相手の「本当」に触れる

「表面上だけ付き合っていても、その人が変わるきっかけにはなりえない」

これは、新人との関わりでもまったく同じことが言えます。
ただ指示を出すだけではなく、「どう感じているのかな?」「今、困ってないかな?」と、相手の内側に寄り添う姿勢が大事です。

2. 相手の論理と感情で「聞く」

「部下の立場に立って、相手の論理、感情で聞く」

人は「理解してもらえた」と感じたときに、信頼を寄せてくれます。
相手の気持ちをちゃんと感じ取るには、自分の感情をいったん横に置いて、耳を傾けることが大切。

これは、まるで“猫のような聴き方”かもしれません。
猫って、静かにそばにいてくれて、こちらの様子をじーっと観察してくれるでしょう?
あの姿勢、見習いたいですね♪


ときに「鬼」となり、ときに「仏」となる

「本当に相手のためを思うならば、リーダーは鬼となり仏となる」

これ、ズシンと響きますよね…。
優しさだけでは、人は育ちません。
ときには厳しい指摘も、成長のために必要です。でもそれは、「相手の未来を信じているからこそ」なんです。

つまり、愛のある「鬼」でありたいものですね。


実行と体得なくして、リーダーにはなれない

「論理だけではなく実行が必要。体得しなければ意味がない」

いくら立派な理論を語っても、行動が伴わなければ人はついてきません。
リーダーとは、やって見せる人。
実際に行動で示すことで、信頼は少しずつ積み重なっていきます。

たとえば…
「早く帰っていいよ」と言うだけじゃなく、自分もちゃんと定時で帰っている姿を見せる。
そんな小さな積み重ねが、信頼の貯金になるんですね♪


ちょっとひと息、ねこちゃんエピソード

うちの三毛猫の「ゆず」は、家族の中で一番小さいけれど、なんと“猫界のリーダー”なんです。

誰かが落ち込んでいると、真っ先に寄っていき、ちょこんと隣に座ってくれる。
大きな声では鳴かないけれど、その存在が周りに安心感を与えているんです。

リーダーって、声が大きいとか、ぐいぐい引っ張るだけじゃないんですよね。
ただ「そこにいてくれる」ことが、チームにとってどれほどの支えになるか…。

…ゆず、今日もありがとうね(´ω`)


リーダーシップのまとめ:どんな場面でも大切なのは「人への想い」


新人のリーダーも、ベテランのリーダーも、社長も――
リーダーとしての原点は、「人を思う気持ち」。

でもこの「思う気持ち」って、実はとても奥が深いんです。

単に「優しくする」「怒らないで接する」ということではなく、
「この人は本当はどこに向かいたいのか?」
「どうしたら、もっと自信を持てるようになるのか?」
「今、何に悩んでいて、どんな言葉を必要としているのか?」

そんなふうに、相手の“未来の姿”まで想像しながら関わること。
それが本当の意味で「人を思う」ということなのかもしれません。

時には、今のままでは本人のためにならないと感じて、
あえて厳しい言葉をかけなければならないこともあります。

でもそれもまた「思いやり」。
相手を“今の姿”だけで判断せず、
“変わる力”を信じて、関わり続けること。

リーダーとは、未来を信じ続ける人であり、
その未来へ向かってそっと背中を押し続けられる存在なのだと思います。

つまり、「人を思う」という行為こそが、
どんな立場にいても共通するリーダーの原点であり、最も大切な土台なんですね。


最後に:これから学んでいきたいこと

リーダーシップは「生まれ持った資質」ではなく、「学び、積み重ねていく力」です。

これからの学びとしては…

  • 他人の話を「聴く力」を磨く
  • 小さなグループの中でリーダーを経験する
  • フィードバックを恐れず受け止める
  • ロールモデル(理想のリーダー像)を見つけて真似てみる

ちょっとずつ、でいいんです。
あなたもきっと、誰かの背中を押せる“リーダー”になれますよ。

明るい未来を一緒につくっていきましょうねっ!✨


私たちセイ・コンサルティング・グループでは、これからリーダーになる方のための研修もご提供しております。
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投稿者プロフィール

田渕講師
田渕講師
ハッピーな人生を送る秘訣は「何事も楽しむ!」ことにあり。
一期一会を大切に、そして楽しく笑顔になる研修をミッションに!