5Sとクリアスクリーン・クリアデスク

こんにちはゆうせいです。

今日は5Sとクリアスクリーン・クリアデスクについて解説します。



◆ 5Sとは?

「5S(ごえす)」は、職場を整理・整頓し、効率よく、快適に働くための基本ルールです。もともとは製造業の現場から生まれましたが、ITの仕事にも非常に役立ちます。

5Sの意味

項目意味IT業務における例
整理(Seiri)不要なものを捨てる古いファイル、使わないコード、期限切れのタスクを削除
整頓(Seiton)必要なものを使いやすく並べるフォルダ構成を整理、命名規則を統一
清掃(Seisou)常にきれいにするデスクやPCの掃除、コードのクリーンアップ
清潔(Seiketsu)整理・整頓・清掃を保つ作業ルールやフォーマットの統一
躾(Shitsuke)ルールを守る習慣をつけるチームでのルールを継続して守る

◆ クリアスクリーン・クリアデスクとは?

これは「退勤時や離席時に、画面(スクリーン)と机(デスク)をきれいにする」という情報セキュリティの観点から重要な習慣です。

なぜ大切なのか?

  • 情報漏えいの防止:個人情報や社内機密が他人の目に触れるリスクを減らします
  • セキュリティ意識の向上:自分の情報は自分で守るという習慣が身につく
  • 信頼される社会人になる:訪問者や上司が見ても「きちんとした人だ」と評価されやすい
  • チーム全体の雰囲気が整う:オフィス全体がスッキリして集中しやすくなる

◆ 新人エンジニアに伝えたいこと

  • デスクの上が散らかっていると、タスクの優先順位が見えなくなりやすいです
  • フォルダ構成やファイル名がバラバラだと、後で自分が困るだけでなく、チームにも迷惑がかかることがあります
  • 「誰かが見ていなくても」情報を守る姿勢が、プロとしての第一歩です

◆ まとめ

  • 5Sは仕事の「土台作り」です。まずは環境を整えましょう
  • クリアスクリーン・クリアデスクは社会人のマナーでもあります
  • コードの整備やフォルダ管理も含めて、「デジタルの5S」も意識すると◎です

🔍 プチワンポイント

ソースコードも「清掃」しましょう!
→ 使われていないimport文やコメントアウトされた古いコードは、こまめに削除!


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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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