インターネットマーケティングのススメ

このページをご覧いただきありがとうございます。

何らかの方法であなたがこのページに辿り着いたということは、インターネットマーケティングの成果といえましょう。

なぜなら、インターネットを通じてこの記事をお読みいただいているわけですから。

現代のビジネス環境において、情報は瞬時に広がり、顧客の意識や行動は日々変わっています。

このデジタル時代において、企業やブランドが成功を収めるための鍵は「インターネットマーケティング」にあります。

本書では、インターネットを最大限に活用し、その変動する市場に適応しつつ、持続的な成長を実現するための手法と戦略を探求します。

インターネットマーケティングは、単にオンライン広告を掲載する“だけ”の手法ではありません。

デジタルな環境下での顧客との関係の構築、ブランドの認知度の向上、そしてビジネスの成果を最大化するための多岐にわたるアプローチを含んでいます。

最初に明確にしておきたいのは以下です。

人は誰でもマーケターである。

皆さんもすでにお気づきかもしれませんが、日常生活の中で、私たちは意識的・無意識的に自分の価値観、考え、商品やサービスを他人に伝え、紹介していますね。

  • 友人にお気に入りのレストランを勧める時
  • 家族に映画の感想をシェアする時
  • あるいはSNSで自分の意見や体験を投稿する時

私たちはマーケターとしての役割を果たしているのです。

本書を通して、初心者から経験者まで、あらゆるレベルの読者がインターネットマーケティングの真髄を理解し、その知識を実践に移す力を身につけることができることを願っています。

デジタルな世界がもたらす無限の可能性を一緒に探求しましょう。

マーケティングの歴史

ここでは、マーケティングが過去にどのような変遷を辿って現在に至ったのかを概観します。

年代主要テーマ解説
1900年代初頭伝統的なマーケティング新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアが中心で、広告が主な手法でした。
1960年代マーケティングコンセプトの台頭企業は消費者のニーズや欲望を理解し、それを満たす製品やサービスを提供することが重要であるとの認識が高まりました。
1980年代:セグメンテーションとターゲティングの時代市場を特定のセグメントに分け、特定のターゲットに合わせた商品やサービスを提供することの重要性が認識されるようになりました。
1990年代リレーションシップマーケティングの時代顧客との長期的な関係の構築と維持が重要とされ、CRM (Customer Relationship Management) システムの導入が増えました。
2000年代初頭デジタルマーケティングの時代インターネットの普及に伴い、SEO、Eメールマーケティング、ソーシャルメディアマーケティングなどの新しい手法が現れました。
2010年代モバイルマーケティングとデータドリブンマーケティングスマートフォンの普及やビッグデータの活用により、より個別化されたターゲティングやパーソナライズされたコンテンツの提供が可能となりました。
2020年代顧客体験と持続可能性企業は顧客体験の向上やサステナビリティの取り組みを通じてブランド価値を高めることを重視するようになりました。

あくまで大まかな時代背景と特徴ですが、マーケティングの歴史はそれぞれの時代の社会や技術の進展とともに進化してきたことがうかがえると思います。

インターネットマーケティングの重要性

そもそも、マーケティングとは?

インターネットマーケティングを解説する前に、マーケティングとは何かを解説したいと思います。

「マーケティングはセリングを不要にする」

という有名な言葉を聞いたことはありませんか?

この言葉は、効果的なマーケティングが製品やサービスの価値を正確に伝え、顧客のニーズや欲求に適切に応えることで、積極的な「売り込み」の必要性を減少させるという意味です。

良好なマーケティング戦略は、消費者が自ら製品やサービスを求める環境を構築することを目指します。

その結果、セールスの役割は、製品の特徴や利点を強調するのではなく、顧客との信頼関係を築き、長期的な関係を維持することに焦点を当てるように変化するのです。

マーケティングを一言で表現すれば、

『売れる仕組みをつくる』

ということになります。

つまり、「マーケティング」とは、商品やサービスをターゲットとする顧客や市場に適切に伝え、提供するための計画、実施、価格設定、広告、販売促進の総体的な活動を指します。

マーケティングの目的は、顧客のニーズや欲求を満たすことによって、企業の利益を最大化し、持続的な顧客関係を構築することです。

その際、企業のミッション、ビジョン、価値観を見つめ直すことは大変重要です。

なぜなら、顧客はあなたの会社が首尾一貫した態度を維持しているかに敏感だからです。

ミッション

ミッションは企業が存在する理由や目的を示します。

マーケティング活動はこのミッションを実現するための手段となります。

例えば、企業のミッションが「健康な生活をサポートする」とすると、マーケティング活動はこのメッセージを伝え、顧客が健康な生活を実現するための製品やサービスを知ることを目的とします。

当社の場合は、経営理念が「自己実現をあなたに!」、ミッションは『2つのIT(「Infomation Technology = 情報技術」 と 「Intelligence Technology = 智慧」)」を大切に考えるお客様をサポートすること』ですので、顧客企業の社員の方々がお仕事を通じて自己実現するための情報技術や智慧をお伝えするような研修サービスを提供することになります。

ビジョン

ビジョンは企業が将来達成したい目標や状態を示します。

マーケティングはそのビジョンに到達するための道筋を示し、顧客やステークホルダーをその方向へと導く役割を果たします。

手前味噌ですが、当社の場合は、「私たちセイ・コンサルティング・グループは日本のIT人材100万人にスキルとモチベーションアップという価値を人材育成、組織活性化、ネットワークの力で企業内研修や公開セミナーを通じ提供します」となります。

価値観

価値観は企業の基本的な信念や価値を示し、行動の指針となります。

価値観はマーケティングの戦略やタクティクスに反映されます。

例えば、企業の価値観が「持続可能性」である場合、マーケティング活動は環境に優しい製品の特徴や利益を強調するか、またはエコフレンドリーなキャンペーンを実施することが考えられます。

当社の場合は、価値観を行動指針の形で以下のように示しています。

  • お客様の喜びも我が喜びとする。
  • 学びのために仕事をする(お金は後からついてくる)。
  • まずは自らが心を開き、相手の力を引き出す。
  • 良い仕事の基本は家庭にある。
  • 競合企業も近しい志を持ったパートナーである。
  • e-learningよりもライブ研修に徹底的にこだわる。
  • マニュアル講師を断固拒否し、講師と受講者の経験談に徹底的にこだわる。
  • 退屈な研修を断固拒否し、明るく楽しい場づくりに徹底的にこだわる。
  • 良いIT化は人を自由にし、時間と場所に縛られない働き方を提供する。

したがって、「e-learningよりもライブ研修に徹底的にこだわる」ことから研修ではライブ感にこだわり、事前の情報提供では動画やブログ記事を通じて様々なIT関連のノウハウを発信することがマーケティング活動の指針となります。

企業のミッション、ビジョン、価値観はマーケティング活動の基盤となり、その方向性や内容つくりだします。

ミッション、ビジョン、価値観を大切にすることでブランドの一貫性を保ち、顧客との信頼関係を構築する事ができるでしょう。

ビジョン

3C分析でマーケティング戦略を策定する

3C分析はマーケティングの戦略策定において非常に基本的で重要なフレームワークの一つです。

3Cは、Company(企業)、Competitor(競合)、Customer(顧客)の頭文字を取ったものです。

これら3つの要素を理解し、それぞれの関係性を分析することで、効果的なマーケティング戦略やビジネス戦略を策定することができます。

Company(企業)

自社の強みと弱みを正確に理解することは、効果的な戦略を立てるための基盤となります。これには、製品やサービスの品質、ブランドの認知度、技術や研究開発の能力、販売・配送のネットワークなどが含まれます。

『自社に強みなど無い』

そうおっしゃられる方も多くいらっしゃいます。

しかし、曲がりなりにも今までビジネスを続けられた(学生の方は今まで生きてきた)わけですから必ず強みはあるものです。

の強みや独自性は明確に認識されていないだけで、実際には存在しています。強みは必ずしも大規模な技術や革新的なサービスである必要はありません。日々の業務の中で培われたノウハウ、顧客との長年の関係、地域社会への貢献、社員の専門性や情熱など、さまざまな要素が独自の強みとなり得ます。

ビジネスの現場では、自らの強みを過小評価しがちですが、外部の目、例えば顧客やパートナー企業から見た場合、その強みや価値は明確に見えることがよくあります。そのため、定期的なフィードバックの収集や、社内外の関係者とのコミュニケーションを深めることで、自社の真の価値や強みを発見し、それを戦略的に活用する道が開かれるかもしれません。

Competitor(競合)

市場における既存の競合他社や新規参入の可能性、競合の戦略や行動、強みと弱みを分析することで、自社の位置付けや差別化のポイントを明確にすることができます。

少し細かい話ですが、競合他社のWebページへの流入キーワードを調べるには「Ubersuggest」を使うと便利です。方法は「ドメインかキーワードを入力」の部分に競合他社のURLを入力します。無料でも一定の範囲で使えますので試してみてください。

Customer(顧客)

ターゲットとなる顧客のニーズや行動、購買動機、選好、価値観などを理解することは、製品やサービスの提供、プロモーションの方法、価格設定などのマーケティングミックスの要素を最適化するための鍵となります。

3つのCをしっかりと分析し、それらの関係性や相互作用を理解することで、市場の機会や脅威を識別し、効果的な戦略を策定することができます。

3C分析は、特定の市場や業界において継続的に行われるべきものであり、外部環境や市場の変動に応じて定期的に見直しを行うことが推奨されます。

マーケティング・ミックスで最大の相乗効果を上げる

マーケティングミックスとは、企業が市場における製品の位置付けや顧客との関係を構築・維持するための要素を指します。

よく知られたマーケティング・ミックスには4Pがあります。Pで始まる4つの頭文字からなる単語で、製品の市場戦略を考える際のフレームワークとして使われます。

Product(製品)

企業が市場に提供する具体的な商品やサービスです。

重要なのは、顧客のニーズや欲求を満たすための製品の特性、機能、デザイン、品質などです。

当社の場合では、研修のメニュー(内容)やテキストなどが製品の例として挙げられるでしょう。

Price(価格)

製品やサービスのコストや、それをどのように価格設定するかという要素です。

価格戦略には、コストプラス価格、ペネトレーション価格、スキミング価格などがあります。

当社の場合は、どのような研修内容であっても1日あたりの講師単価を一定にして、お客様に選択しやすいようにしています。

いわゆる「100均」と同じ戦略ですね。

Place(場所)

この要素は、製品が顧客にどのように届けられるかに関連しています。一般的には「流通」とも言います。

ここでは、流通チャネル、小売店の選択、在庫管理、物流などの要素が考慮されます。

当社の場合は、「代理店」を通じた研修提供と「顧客へダイレクト」の研修提供がありますが、前者より後者を増やそうとしています。

そのためにもインターネットマーケティングに力を入れています。

Promotion(促進)

製品やサービスを市場に紹介し、顧客に知らせるための活動を指します。

広告、セールスプロモーション、公関、直接マーケティングなどの手法が含まれます。

当社の場合は、プロモーションはインターネットマーケティングに全振りしています。

上記の基本的なマーケティングミックスに加えて、当社のようなサービス業界などの文脈では、「7P」が用いられることがあります。

People(人)

サービスを提供する人々や、それに関連するトレーニングや服装などの要素。

顧客との接点となる人々の役割は、サービスの品質や顧客満足度に直接影響を与えます。

当社の場合は、講師の先生が人の例で、これが最も重要な要素と考えています。

Process(プロセス)

サービスの提供や製品の製造、配送などのプロセス。

効率的かつ効果的なプロセスは、顧客体験の向上に寄与します。

当社の場合は、研修の申込みから顧客へのレポートまで、どこまでスムーズなオペレーションができるかが勝負です。

Physical Evidence(物的証拠)

サービスが提供されたことを示す物的な要素や、サービスの品質を感じさせるための環境。

例えば、高級レストランの内装や、航空会社のラウンジなど。

当社の場合は、この点が難しいのですが、テキストの質であったり、Webページに受講者からの感謝の声を掲載するのが物的証拠の例です。

そして、これらの要素を適切に組み合わせることで、1つの要素では達成できない企業のブランド化が実現できます。

企業は市場での競争力を高め、顧客ニーズを満たす製品やサービスを提供することができます。

インターネットマーケティングの基礎

ここから具体的なインターネットマーケティングの手法についてお話していくことになりますが、まず、大前提として持続可能なマーケティングでなければならないということです。つまり、マーケティングコストがそこら変えられる価値を上回ってはいけないということです。

顧客生涯価値(LTV)が顧客獲得コスト(CAC)の2倍を超えるようにする

顧客生涯価値はLTV【Life Time Value】とも呼ばれ、一人または一社当たりの顧客からの期待収益です。

LTVの計算には、いくつかの方法がありますが、もっとも基本的な公式は以下のようになります。

LTV = 平均取引価格 × 1顧客あたりの取引頻度 × 平均顧客寿命

例えば、あなたが1回の散髪に5,000円をかけているとして、美容院にとってはあなたは5,000円の価値の顧客だということにはなりません。

仮に月に1回散髪をするとして、年間では12回、そして仮に20年間同じ美容院に通い詰めるとします。

すると美容院から見たあなたのLTVは

LTV = 5,000円 × 12回 × 20年 = 120万円

で120万円の顧客ということになります。

例えば、ある研修会社に100万円の新入社員研修を毎年4月に依頼していただく顧客企業があったとします。

仮にその新入社員研修が10年間続くとしたらその顧客のLTVは

LTV = 100万円 × 10年 = 1,000万円

です。

一方、CAC【Customer Acquisition Cost】の計算は、新しい顧客を獲得するためにかかったコストを新しく獲得した顧客数で割ることで求められます。

CAC = 顧客獲得のための総コスト ÷ 新しく獲得した顧客数

顧客獲得のための総コストには、マーケティングや広告のコスト、セールスチームの給与やボーナス、プロモーションやイベントの費用など、新しい顧客を獲得するためのすべてのコストを含みます。

新しく獲得した顧客数は、ある期間(例: 1ヶ月や1四半期)に新しく獲得した顧客の数です。

例えば、先の美容院の例であれば広告に一ヶ月100万円をかけているとして、それにより新規顧客を2人獲得しているとすればCACは50万円ということになります。

そして、当然ですが、LTV>CACという関係が成り立っていないとビジネスは継続することができません。

売上原価や販売費および一般管理費のことを考慮すれば、顧客生涯価値(LTV)が顧客獲得コスト(CAC)の2倍を超えるようにしないといけないといわれています。

そして、CACを低く抑えられる可能性があるのがインターネットマーケティングなのです。

インターネットマーケティングのメリット

インターネットマーケティングには他のマーケティング手法にはない、以下のようなメリットがあります。メリットを知ってそれらを有効に活用したマーケティング戦略を立てることが重要です。

インターネットマーケティングのメリットは、以下のように多岐にわたります。

  • 従来の広告メディアに比べて、インターネットマーケティングは相対的に低コストで高いリーチを獲得することが可能です。特に、効果的なSEOやターゲット広告を活用すれば、限られた予算でも高いリターンを期待することができます。
  • オンライン広告ツールを使用することで、特定の年齢層、興味・関心、地域など、具体的なターゲット層に絞って広告を配信することができます。
  • キャンペーンの内容やターゲットをリアルタイムで変更することが可能です。マーケティング戦略を迅速に最適化し、市場の変化に迅速に対応することができます。
  • ウェブアナリティクスツールを使用することで、ユーザーの行動や反応のデータを収集し分析することができます。このデータは、キャンペーンの効果測定や戦略の改善に非常に有用です。
  • インターネットは国境を超えるため、世界中の潜在的な顧客に簡単にアクセスすることができます。国際的な市場をターゲットとしたマーケティングも容易になります。
  • ソーシャルメディアやメールマーケティングなどのツールを利用することで、消費者との双方向のコミュニケーションを図ることができます。顧客のフィードバックを直接受け取り、ブランドロイヤルティを高めることができます。
  • オンラインマーケティングのツールを利用して、ユーザーの過去の行動や興味に基づいてパーソナライズされたコンテンツや広告を提供することができます。

主要なインターネットマーケティング手段

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、潜在的な顧客や既存の顧客に対して価値ある、関連性の高い、そして一貫したコンテンツを提供することにより、関心や信頼を引きつけ、最終的にビジネスの目標や収益向上を図るマーケティング戦略の一つです。

実は、今回最もオススメしたいのがコンテンツマーケティングです。

結論として、

自社の潜在顧客が興味を持つこと、知りたがることは全て自社サイトに載せましょう

ということです。

ヤフー知恵袋がGoogle検索で上位表示されるように、誰かの疑問に答えるというコンテンツは人気があります。

どのようなお仕事をしていても自分だけしか知らない、ほとんどの方は知らない知識というものはあるものです。

そして、その知識を必要としている人が広いインターネットの世界には必ずいます。

いままでは社内にしか公開していなかった、マニュアル、FAQ、研修テキストといったものをどんどん公開していきましょう。

コンテンツマーケティングの特徴を解説します。

主な目的

  • ブランドの認知度向上。 有用なコンテンツを提供することで、消費者の心にブランドのイメージを刻み込む。
  • 信頼関係の構築。 一貫して価値ある情報を提供することで、消費者からの信頼を獲得する。
  • SEOの向上。高品質なコンテンツは検索エンジンのランキングを向上させる可能性がある。
  • 見込み客の獲得と育成。 コンテンツを通じて興味を持った潜在的な顧客を引きつけ、販売に繋げるプロセスをサポートする。
主なコンテンツの形式
  1. ブログ記事
  2. ホワイトペーパーや電子書籍
  3. ビデオ
  4. インフォグラフィック
  5. ポッドキャスト
  6. ケーススタディ
  7. ウェビナー
コンテンツマーケティングのステップ
  • 目標の定義では、何を達成したいのか、具体的なKPI【Key Performance Indicator】を設定します。
  • ターゲットオーディエンスの定義では、どのような人々を対象にコンテンツを作成するのかを明確にします。
  • コンテンツの種類と形式の選定では、目標とオーディエンスに合わせて、最も効果的なコンテンツの形式を選びます。
  • コンテンツカレンダーの作成では、一貫してコンテンツを公開するためのスケジュールを計画します。
  • コンテンツの制作では、高品質で関連性の高いコンテンツを作成します。
  • 配信とプロモーションでは、SNS、メールマーケティング、広告など、様々なチャネルを通じてコンテンツを拡散します。
  • 結果の測定と分析では、Google Analyticsやその他のツールを使用して、コンテンツのパフォーマンスを測定し、改善のための洞察を得ます。

コンテンツマーケティングは、単に広告やプロモーションを通じて製品やサービスを売るのではなく、見込み客に実際の価値を提供することを重視します。長期的な信頼関係の構築やブランドロイヤリティの向上が期待できます。

コンテンツマーケティングは、ブランディングに有効で、長期的な視点での顧客育成も可能です。ただし、コンテンツ制作には専門的知識とライティング能力が必要となりますのでそれなりの覚悟が必要です。

SEO(検索エンジン最適化)

SEO(検索エンジン最適化)は、ウェブページを検索エンジンの検索結果ページでより上位に表示させるための手法や実践の方法です。具体的には、Google、Bing、Yahoo!などの検索エンジンがウェブページの関連性や品質をどのように評価するかを理解し、その基準に合わせてウェブページを最適化することです。

もっとも、一番のおすすめは前述のコンテンツマーケティングです。そしてそのコンテンツマーケティングを補強するのがSEOになります。

検索から流入してきたユーザーは購買モチベーションが高いです。なぜなら検索キーワードはターゲットのニーズになっているからです。

例えば、「リーダーシップが発揮できない」とか「部下が育たない」といったキーワードは、悩める上司のニーズだといえるため、当社のような研修会社にとっては見込み客が検索するキーワードと言えます。

SEOの主な目的は以下の通りです。

  • ウェブサイトのトラフィックを増加させる
  • ブランドやビジネスの認知度を向上させる
  • 潜在的な顧客やリードを獲得する

検索エンジン大手のGoogleはウェブサイトの品質を評価するための指標の1つとしてGoogleの検索品質評価者のガイドラインでE-A-Tを紹介しています。E-A-Tは以下の3つの要素から構成されています。

  1. 専門性【Expertiseは、コンテンツの作成者がそのトピックに関する十分な専門知識を持っているかどうかを示す指標です。
  2. 権威性Authoritativeness は、コンテンツやその作成者がそのトピックに関する信頼される権威であるかどうかを示す指標です。
  3. 信頼性Trustworthiness は、 ウェブサイトやコンテンツが信頼できる情報源であるかどうかを示す指標です。

Googleはウェブページの品質を評価する際、E-A-Tを重要視しています。特に医療、金融、法律などのYMYL【Your Money or Your Life】と呼ばれるカテゴリーの情報に関しては、高いE-A-Tが求められる傾向があります。その理由は、情報の正確さがユーザーの生活や健康、財産に直接的な影響を及ぼす可能性があるためです。

SEOのカテゴリー

オンページSEO

オンページSEOは自社ウェブページ自体に関する最適化手法です。

  • ターゲットとするキーワードをタイトル、メタディスクリプション、H1/H2タグ、コンテンツ内に適切に配置します。
  • 有用で関連性の高いコンテンツを提供することが不可欠です。
  • ウェブページ間のリンク構造を最適化し、ユーザーとクローラーのナビゲーションを助けます。
  • クリーンで理解しやすいURLを使用します。
  • 画像のサイズ、フォーマット、altテキストなどを適切に設定します。
オフページSEO

オフページSEOはウェブサイト外部からのリンクや信頼性を高める手法です。

  • バックリンク作成: 関連性の高い、権威あるウェブサイトからのリンクを獲得します。
  • ソーシャルシグナル: ソーシャルメディアでの言及やシェアが検索エンジンにとっての信頼性の指標となることがあります。
  • ブランドの認知度: ブランド名での検索やブランドに関するオンラインの会話は、検索エンジンの信頼を高める要因となることがあります。
テクニカルSEO

テクニカルSEOはウェブサイトの技術的側面に関する最適化手法です。

  • ページの読み込み速度を最適化します。
  • スマートフォンやタブレットでの閲覧に適したデザインや構造を持つことが重要です。
  • 検索エンジンのクローラーがサイトを正しくインデックスできるようにします。
  • クローラーがアクセスすべきでないページをrobots.txtなどを使用して指示します。
  • Googleなどの検索エンジンがコンテンツを正確に理解し、リッチスニペットなどの特別な表示を行うためのマークアップを追加します。

ただし、SEOは長期的な取り組みであり、一度最適化を行ったからといってすぐに結果が出るわけではありません。特に競合が強い場合は何年もかかるでしょう。また、Googleのアップデートの影響を受けやすいため、定期的な見直しが必要です。

SEOを意識した見出しの作成

良い見出しとは、本文を読まずとも内容を伝えられてしまうような見出しのことです。以下は、SEOに優れた見出しを作成するためのヒントです。

1. 主要キーワードの使用

見出し(特にH1タグ)には、そのページの主要なキーワードを含めるようにしましょう。 ただし、強引にキーワードを詰め込むのではなく、自然で読み手にとって意味がある形で取り入れることが重要です。

2. 具体的で分かりやすく

抽象的なタイトルよりも具体的なタイトルの方が、コンテンツの内容を正確に伝えることができます。

3. 簡潔さを心がける

長すぎるタイトルは検索結果ページで途切れてしまうことがあるため、50-60文字以内に収めることを目指しましょう。

4. 数字や修飾語の使用

「5つの方法」「究極のガイド」など、数字や修飾語を使用すると、ユーザーの注目を引くことができます。

5. ユーザーの疑問や課題に答える

ユーザーが持つ疑問や課題に対する解決策を見出しに取り入れることで、クリック率を向上させることができます。いわばヤフー知恵袋のようなFAQ集のような記事にするわけです。

6. 階層的な構造を持たせる

H1, H2, H3など、見出しの階層を適切に使用することで、コンテンツの構造を明確にします。H1はページごとに1回、その他の見出しは必要に応じて使用しましょう。

7. 被らないようにする

同じサイト内で同じ見出しを使用すると、検索エンジンが内容を正確に理解するのを妨げる(カニバリズムといいます)可能性があります。各ページの見出しはユニークであることが望ましいです。

カニバリズムを避けるためには

SEOのカニバリズムとは、同じウェブサイト内の複数のページが同じキーワードで競合してしまう現象を指します。検索エンジンがどのページを上位に表示すべきか判断しにくくなり、結果として全ページのランキングが低下する可能性があります。

カニバリズム対策の基本的なステップは以下のとおりです。

  1. 分析: まずは現在のサイトの中でキーワードカニバリゼーションが発生しているページを特定します。これにはSEOツールやGoogle Search Consoleを使用すると良いでしょう。
  2. 主要ページの選定: 競合しているページの中から、そのキーワードに最も適しているページを1つ選びます。
  3. リダイレクト: カニバリゼーションが発生している他のページから、主要ページへの301リダイレクトを設定します。リンクジュース(リンク元ページからリンク先ページへ、渡される評価価値)を主要ページに集中させることができます。
  4. 内部リンクの再構築: サイト内のリンクを見直し、競合しているページへのリンクを主要ページへのリンクに変更します。
  5. コンテンツの統合: 必要に応じて、カニバリゼーションが発生しているページのコンテンツを主要ページに統合します。コンテンツの質を向上させることができます。
  6. メタタグの最適化: タイトルタグやメタディスクリプションを適切に設定し、各ページが対象とするキーワードが明確になるようにします。

定期的にサイトの分析を行い、カニバリズムが発生していないかを確認することで、SEOのパフォーマンスを維持・向上させることができます。

PPC広告(ペイ・パー・クリック)

PPC(Pay-Per-Click)広告とは?

PPCは、オンライン広告の料金モデルの一つで、広告がクリックされるたびに広告主が料金を支払うというものです。特に検索エンジンマーケティング(SEM)の領域で一般的です。広告予算を確保できれば、上位表示が保証されるため、即効性が期待できるのがPPC広告の利点です。

PPCの主な特徴4点
  • コスト効率 - 広告主は広告が実際にクリックされた場合にのみ料金を支払うので、表示回数に関わらず固定の料金が発生することはありません。
  • ターゲティング - PPC広告プラットフォームは、キーワード、地域、デモグラフィック、デバイス、時間帯などに基づいて広告をターゲットにすることができます。
  • 即時性 - PPCキャンペーンはすぐに開始することができ、効果もすぐに確認することができます。戦略や広告の内容を迅速に調整することができます。
  • 予算コントロール - 広告主は1日の予算やクリック単価の上限を設定することができるため、広告の支出を完全にコントロールすることができます。
PPC広告の主なプラットフォーム
  • Google広告 - もっとも人気のあるPPC広告プラットフォームで、Google検索エンジン上での広告表示を中心に、その他のGoogleサービスやパートナーサイトでも広告を表示することができます。
  • Bing Ads - MicrosoftのBing検索エンジン上でのPPC広告プラットフォームです。
  • Facebook Ads - ソーシャルメディアの広告プラットフォームもPPCモデルを採用している場合があり、Facebookはその代表例です。
  • Twitter Ads、Instagram Ads など、他のソーシャルメディアプラットフォームも同様にPPCモデルを採用していることがあります。

PPC広告は、特定のターゲットオーディエンスに対して効果的に広告を配信し、予算内で最大の効果を得るための強力な手段となり得ます。しかし、成功するためには、キーワードの選定、広告文の作成、ターゲティングの設定、予算の管理など、多くの要素を適切に最適化する必要があります。

ここではGoogle広告を例にとって具体的に見てみましょう。

Google広告とは?

Google広告は、Googleの広告プラットフォームで、オンライン広告を作成して、Google検索エンジンやGoogleのパートナーサイト上でそれを表示するサービスです。

主な広告タイプ
  • 検索ネットワーク広告 - テキストベースの広告で、ユーザーがGoogleでキーワード検索を行うと表示されます。例えば、「スニーカーを買う」という検索を行うと、関連する広告が検索結果の上部または下部に表示されることがあります。
  • ディスプレイネットワーク広告 - 主に画像ベースの広告で、Googleのディスプレイネットワークに含まれる数百万のウェブサイトやアプリで表示されます。
  • ショッピング広告 - 商品の写真、価格、店名などの情報を含む広告で、主にGoogle検索とGoogleショッピングタブで表示されます。
  • ビデオ広告 - YouTubeなどのビデオプラットフォームで表示される広告です。
  • アプリ広告 - モバイルアプリのインストールやアクションを促進するための広告です。
広告の料金設定

Google広告の料金は、主に「ペイ・パー・クリック」(PPC)モデルに基づいています。広告がクリックされるたびに広告主が料金を支払うという意味です。他にも、千回のインプレッションごとの料金(CPM)やビデオ視聴の回数ごとの料金(CPV)など、異なる料金モデルもあります。PPC広告の最大のデメリットは継続的な広告費が発生することです。費用対効果の高い運用ノウハウが必要とされます。

ターゲティング

広告主は、特定のキーワード、デモグラフィック(人口統計学的属性のことで、性別、年齢所得、職業、学歴、家族構成などのこと)、地理的位置、興味、行動などに基づいて広告をターゲットにすることができます。広告が関心を持つ可能性の高いユーザーにのみ表示されるようになります。

Google広告は、企業や個人がオンラインでの認知度を高めるための強力なツールです。キーワード検索、ユーザーの興味や行動、地理的位置などの多岐にわたるターゲティング機能を利用することで、広告を最も関心を持つ可能性の高いオーディエンスに効果的に配信することができます。

Google 広告の効果的な運用方法

ポイントは4つあります。
1.オーディエンス像を明確にする
2.KGIを明確にする
3.効果が出やすいキーワードを選択する
4.データを分析する

Google 広告の効果的な運用を実現するためのこれら4つのポイントを深堀していきます。

1.オーディエンス像を明確にする
ターゲットとするオーディエンスを明確にすることで、効果的な広告コピーの作成や適切な配信先の選定が可能となります。顧客の年齢、性別、趣味、居住地域などの情報を元に、最もリーチしたいユーザー像を明確に定義しましょう。

2.KGIを明確にする
KGI【Key Goal Indicator】を明確にすることで、広告運用の目的と成果をはっきりさせることができます。例えば、ウェブサイトの訪問者数の増加、商品の購入件数の向上など、具体的な目標を設定することで、運用の方向性を明確にすることができます。

3.効果が出やすいキーワードを選択する
市場のトレンドや競合の動向を調査し、ユーザーの検索動向に合わせたキーワードを選定することが重要です。また、過去のデータやツールを使用してキーワードの効果を予測することで、よりコストパフォーマンスの良い運用が可能となります。

4.データを分析する
Google 広告の運用において、データの分析は不可欠です。CTR(クリックスルー率)、コンバージョン率、平均コストなどのKPIを定期的にチェックし、運用の最適化を図ることが大切です。また、A/Bテストを行い、どの広告文やデザインが最も効果的かを検証することも効果的な運用には欠かせません。

以上の4つのポイントを踏まえながら、戦略的な広告運用を心掛けることで、効果的な広告展開を実現することができます。

効果が出やすいキーワード選択のために

キーワード選択のためのツールを2つご紹介します。

Google キーワードプランナー

Google キーワードプランナーは、Google Adsの一部として提供されているツールで、キーワードの検索ボリュームや競合度、予想されるクリック

コストなどのデータを提供してくれます。主に、SEMキャンペーンの計画やSEOのキーワードリサーチに利用されます。
特定のキーワードに対する月間の検索ボリュームや予測トラフィックを確認することができます。また、入力したキーワードに関連するキーワードの提案を受け取ることができ、新たなキーワードのアイディアを得ることができます。さらに、 キーワードごとの競合度を確認することができ、どのキーワードをターゲットにするかの判断の参考になります。

予算の計画を立てる際に役立つ、特定のキーワードに対する予想されるクリックコストを表示する機能もあります。

キーワードプランナーの使い方

  1. ダッシュボードの右上にあるツールアイコン(レンチのアイコン)をクリックします。
  2. 「キーワードのアイディアを取得」や「予算とクリック数の予測」のオプションを選択します。
  3. 一つ以上のキーワードやフレーズを入力して、それに関連するキーワードの提案や検索ボリュームを調査します。
  4. 広告キャンペーンのためのキーワードリストを入力して、予想されるクリック数やコスト、インプレッション数などの予測を得ます。
  5. 提案されるキーワードやデータを確認します。これには月平均の検索ボリューム、競争の度合い、予想されるクリック単価(CPC)などの情報が含まれます。
  6. 最適なキーワードをリストに追加し、Google広告のキャンペーンで使用することができます。
  7. 特定の条件(例: 地域、言語、検索ボリュームなど)に基づいて結果を絞り込むためのフィルターを使用することができます。
  8. 必要に応じて、キーワードのリストやデータをダウンロードします。

最適なキーワードを選択することで、広告の効果を最大化することができます。

SimilarWeb

SimilarWeb はウェブ解析ツールの一つで、任意のウェブサイトやアプリのトラフィック、訪問者の動向、競合サイトの情報などを分析することができます。

特に競合サイト分析が秀逸です。 同じ業界やカテゴリの他のウェブサイトとの比較や、そのサイトのトラフィック源を調べることができます。また、競合サイトへの流入をもたらしている検索キーワードを調査することもできます。

SNSマーケティング

SNSマーケティング(Social Media Marketing、SMM)は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を使用して商品やサービス、ブランドなどを宣伝・販促するマーケティング手法のことです。SNSの持つ大規模なユーザーベースと、そのユーザー同士の繋がりやコミュニケーションを活用して、企業やブランドのメッセージを効果的に伝えることが可能になります。

SNSは顧客に関する膨大なデータを持っています。そのデータを活用することで、顧客ターゲットを詳細に絞り込むことが可能です。

SNS活用の留意点

優れた武器にはありがちですが、SNSマーケティングにもその効果の反動として注意しなければならない点がたくさんあります。例えば、自社の商品サービスが「ビジュアル訴求できるか否か」というのはとても重要です。

例えば、飲食店であればSNSとの親和性が高いと思いますが、当社のような研修会社はSNSとの親和性は残念ながら低いと言わざるを得ません。

それ以外に以下の7点を挙げます。

1.SNS導入の目的を明確にする

SNSは新規顧客獲得のためでしょうか?それともブランドイメージ向上のためでしょうか?あるいは顧客フォローのためでしょうか?SNSはコンバージョン(契約や入金)からは距離のあるツールです。そのため、目的が明確でないと継続のためのモチベーションが続きません。

2.こまめな対応

SNSは一方通行の情報伝達ツールではなく、ユーザーとの対話を促進するツールです。質問やコメントに迅速かつ適切に対応することが重要です。専任者を付ける必要があります。また、ある程度時間を消費します。

3.ブランドの一貫性

投稿内容はブランドのイメージやメッセージと一貫性を保つべきです。混乱や信頼性の低下を避けるためにも、ブランドガイドラインを設定し遵守することが重要です。

4.適切なツールの選択

すべてのSNSが全てのブランドや製品に適しているわけではありません。自社のターゲットオーディエンスがどのSNSを最も頻繁に利用しているかを理解し、そのプラットフォーム上で活動することが重要です。このあとで主要なSNSツールをご紹介します。

5.プライバシーと法規制の尊重

ユーザーのプライバシーを尊重し、法規制を遵守することは必須です。個人情報の取り扱いについては特に注意が必要です。

6.炎上対策

不適切な投稿や誤解を招く情報が原因で炎上したSNSの話題には事欠きません。事前に投稿内容のチェックを行い、万が一炎上した場合には迅速かつ冷静に対応する対策が必要です。

7.プライベートとの切り分け

個人のアカウントと企業のアカウントを明確に分け、混同しないようにすることが重要です。従業員が企業の立場を代表する投稿をする場合も、その旨を明記するなど透明性を保つことが求められます。

メールマーケティング

メールマーケティングとは、メールを利用して顧客や見込み顧客に対して製品やサービスの情報、プロモーション、最新ニュースなどを発信する手法です。適切に実施されると、顧客の関心を引き付け、購入を促進し、ブランドへのロイヤルティを高める効果があります。

プル型ではなくプッシュ型であるためターゲット顧客のアクションを待たずにこちらから行動をすることが可能です。

メールマーケティングのポイント

スパムとみなされないように、受信者からの明示的な許可を取得したリストを使用することが重要です。

受信者がメールを開封するかどうかは、メールのタイトルに大きく依存します。

ただの宣伝ではなく、受信者にとっての価値ある情報やオファーを提供してください。

多くの人々がスマートフォンやタブレットでメールをチェックするので、デザインはモバイルフレンドリーにしてください。

まとめ マーケティング手段

手段メリットデメリット
コンテンツマーケティングブランディングが可能
長期的な視点で顧客を育成できる
専門性が必要
ライティング能力が必要
SEO検索から流入してきたユーザーはモチベーションが高い
一度良いコンテンツを作れば固定費は低い
キーワードの強豪が強いと上位表示が難しい
効果が出るまでにある程度時間がかかる
Googleアップデートの影響を受ける
PPC広告お金さえ出せば上位表示されるので即効性がある広告費が発生し続ける
SNSマーケティング詳細な情報を元にターゲットを絞ることができる炎上する可能性がある
ターゲットが一定の年齢層に偏る
メールマーケティング成約率が高い
顧客教育ができる
リスト管理の手間がある

顧客の理解

敵を知り己を知れば百戦殆うからず 

この言葉はマーケティングにも通用します。

ここでの「敵」は、競合だけでなく、顧客の痛みや充足されていないニーズ、直面している課題や問題をも指します。これらを正確に掴むことは、効果的な商品開発やサービス提供、そしてキャンペーン設計の基盤となります。

マーケティングの真髄は、単に製品やサービスを売ることではなく、顧客の深い理解を基に彼らの真のニーズを満たすことにあります。この考え方を中心に置くことで、顧客との強固な関係を築き上げ、持続的な成功を追求することができるのです。

今日の複雑な消費者の行動や感情の中で、この原則を基盤に、真摯に顧客の声に耳を傾け、それに応える形でのサービス提供やコミュニケーションが、ブランドの持続的な成長の鍵といえるでしょう。

ペルソナ設定の重要性

「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことです。

みなさんは、都会の雑踏の中で知らない人から「誰でもいいので聞いてください」と呼びかけられて立ち止まるでしょうか?

あるいはもし、同じ状況で「お医者さんはいらっしゃいませんか?」と呼びかけられたらどうでしょうか?(もちろんあなたがお医者さんという前提です)

このようにペルソナを効果的に活用することで、メッセージの伝え方やプロモーションの方法が変わるのです。

「誰にでも効く魔法の薬」というのが怪しいのに対して、「野外スポーツを続ける50代女性のシミを消してくれる薬」という方がターゲットに訴求することは言うまでもありません。

具体的な年齢、性別、職業、趣味、家族構成、購買動機、抱える課題や問題点など、詳細な情報を持つ架空のキャラクターを設定することで、マーケティングや商品開発の方針をより具体的に進めることができます。

ちなみに、当社のペルソナのいち部をここで紹介すると「従業員数300名~1000名のIT企業にお勤めの人材育成担当者。現在は40代から60代で、かつてはITエンジニアをしていたため技術に関しても造詣が深い」といったところです。

より詳細には以下のようなことを想定することが多いです。

  • 基本情報
    • 名前(架空のキャラクター名)
    • 年齢
    • 性別
    • 職業・職種
    • 所得や経済的背景
  • 家族・生活環境
    • 家族構成(配偶者、子供の数など)
    • 居住地(都市部、地方、都会、田舎など)
    • 教育背景や学歴
  • 日常のライフスタイル
    • 趣味・嗜好
    • 使っているデバイスや技術(スマートフォン、PCなど)
    • ショッピングの習慣や頻度
  • 課題・問題点
    • 現在直面している問題やニーズ
    • その問題を解決するための期待や要望
  • 購買動機・意識
    • 購入の決断を下す際の主な動機や理由
    • ブランドや製品に対する認知や印象
  • 情報収集の方法
    • 主にどのような情報源やメディアを利用するか
    • 信頼する情報源や意見リーダー
  • コミュニケーションの特性
    • どのようなコミュニケーション手段を好むか(メール、SNS、直接対話など)

実際のビジネスや目的に応じて、必要な項目を追加したり調整してください。

以上、インターネットマーケティングのススメを最後までご覧いただきありがとうございました。

検索の意図を知る「do know go buyクエリ」

「do know go buyクエリ」とは、ユーザーの検索意図に基づいて分類されたクエリのタイプのことを指します。それぞれのクエリタイプは以下のような特性を持っています。

Do(実行)クエリ

ユーザーがオンラインで具体的なアクションを取ろうとしている場合のクエリ。

例:「リーダーシップ研修申込」「音楽ストリーミングサービス開始」など。

Know(知識)クエリ:

ユーザーが情報や回答を求めている場合のクエリ。

例:「プレイングマネージャーとは」や「Eclipseの使い方」など。

Go(移動)クエリ:

ユーザーが特定のウェブサイトやページにアクセスしたいと考えている場合のクエリ。

例:「chatGPT ログインページ」や「セイ・コンサルティング・グループのホームページ」など。

Buy(購入)クエリ:

ユーザーがオンラインで商品やサービスを購入したいと考えている場合のクエリ。

例:「コミュニケーション研修 安い」や「オンライン セミナー申込」など。

「do know go buyクエリ」は、検索エンジンマーケティングやSEO戦略を策定する際に、ユーザーの意図を理解し、適切なコンテンツや広告を提供するために有効です。

Google サーチコンソールの分析

Google検索で上位表示されても、クリック率が伸びない時は

上位表示が、必ずしも高いクリック率を保証するわけではありません。

ユーザーは検索結果のタイトルやスニペットを見て、クリックするべきか判断しています。

自サイトのタイトルやスニペットがユーザーの要望に応えているか、また競合と比べてどれだけ魅力的かを検証することが大切です。

サイト運営者としては、目的のキーワードでのGoogle検索を実際に試して、表示結果をチェックすると良いでしょう。

その結果を元に、サイトのタイトルやディスクリプションの最適化を進めていきましょう。

Google検索結果の表示回数は多いが順位が低い場合は

上位に表示されている他のサイトが、何らかの優れた要素を持っているため、あなたのサイトが上位に表示されていない可能性が考えられます。

順位を向上させたいなら、関連キーワードの検索結果で上位に来るコンテンツをしっかりと研究しましょう。

そこから、自サイトが欠けている点や、逆に自サイトの強みとなる要素を見つける手がかりになるでしょう。

予想外のキーワードでのクリックが多い場合は

自分自身でもそのキーワードを使って実際に検索し、どのような結果が表示され、どのページにアクセスしているのかを確認してみましょう。

Google アナリティクスを活用することで、その流入が実際にコンバージョンに影響しているかをチェックできます。

もしコンバージョンに寄与している場合は、意図しなかったものの良いキーワードを見つけたと言えます。

そうしたら、そのキーワードに特化したコンテンツの強化を図り、更なるコンバージョンの増加を目指しましょう。

一方、コンバージョンに繋がっていない場合は、ページ内容がキーワードと適切にマッチしているかを検討し、もし直帰率が高いようであればページ内のナビゲーションやコンテンツの質を見直し、より効果的なコンバージョンへの道筋を探りましょう。

より自社にとって望ましいサイトへリダイレクトさせるのも一つの方法です。