世界のITエンジニアに贈る、日本の名言12日目 “Do the Work—That’s When Discovery Begins”
こんにちは。ゆうせいです。
「やれば見えてくる」:手を動かすから、顧客の本当の課題に気づける
Day 12 of Japanese Wisdom for Global Engineers
Do the Work—That’s When Discovery Begins
🗣️ 名言
「仕事はやればやるほどいろんな発見があり、仕事の目的である『顧客のため』にやるべきことが山ほど出てくるものなのだ。」
“The more you work, the more you discover—
and you’ll find that there’s a mountain of things to be done for the customer, which is the true purpose of work.”
👤 出典
この言葉は、柳井正(ファーストリテイリング会長)による「現場主義」と「顧客中心主義」を示す一節です。
会議室ではなく、実際の仕事の中にこそ本質的な気づきがあるという、実践を通じて見える世界を語っています。
From Yanai’s hands-on leadership philosophy, this quote reflects his belief that real insights come through doing—not just planning.
And that the ultimate compass in any work is customer value.
💡 解釈(プロダクト開発・カスタマーサクセス志向)
「顧客のためにやっている」と言いながら、
本当にその声を聞いていますか?
本当に現場に触れていますか?
コードを書き、仕様を動かし、リリースして、
初めて「使いづらい」「もっとこうしてほしい」「こんなニーズもある」といった、生の声が聞こえてくる。
You can’t fully understand your users from inside a spec document.
You learn when you build, ship, and listen after release.
🧠「やればわかる」ことリスト
行動した結果 | 気づけること |
---|---|
実際に機能をリリースしてみる | 想定していなかったUXの不満が見つかる |
お客様の声をSlackで拾ってみる | バグより「不便」の方が問題と気づく |
日報やログを見てみる | ユーザーの利用パターンが自分の仮説と違うと分かる |
These aren’t things you can plan for.
They’re what emerge through doing.
🔍 例え話
山に登ってみて初めて、「次に登りたい山」が見えてくる。
地図を見ているだけでは、遠くの稜線や、登った先の景色は分からない。
You won’t see the next mountain until you’ve climbed the first.
Action reveals direction.
❓ 今日の問い
「最近、自分の手で“動かしたもの”から、何を発見しただろうか?」
"What’s something you’ve learned recently—only because you built or tried something?"
🌱 まとめと小さなアクション
「やればやるほど、見えてくる」。
これは、忙しさを正当化する言葉ではありません。
むしろ、「机上では永遠に見えない発見がある」という意味です。
今日、自分が向き合っている仕事の中で、「一度手を動かしてみたら何がわかるか?」という観点で、小さな実験を1つしてみましょう。
そしてその発見を、誰かのための改善につなげてみてください。
Work isn’t just about output.
It’s about learning through doing—and serving through learning.
Make one move today.
Discovery will follow.
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