022-オブジェクト指向の基本-メソッドの作成-戻り値なし-引数あり【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】

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オブジェクト指向の基本-メソッドの作成-戻り値なし-引数ありについて解説します。

ソースコード

public class BasicClass {
	public static void main(String[] args) {
		Product product1 = new Product();
		product1.setProductName("pencil");
	}
}
class Product {
	private String productName;
	public void setProductName(String productName) {
		this.productName = productName;
	}
}

解説

メソッドの作成-戻り値なし-引数ありについて解説します。

メソッドは、複数の処理を一つにまとめることができる文法です。

何度も同じ処理を記述するよりも、一カ所にまとめて記述したほうが効率がよいですし、メンテナンスもしやすくなります

ここでは、戻り値なし-引数ありのパターンを解説します。

サンプルコードを確認しましょう。

メソッドを作成するときには、アクセス修飾子、戻り値の型、メソッドの名前、引数のリストを記述し、メソッドの処理を中括弧で囲みます。

戻り値がない場合はvoidとつけます

引数はメソッドを呼び出すときの入力値の受け皿です

カッコの中に変数を宣言します。

この変数が受け皿になります。

複数の引数がある場合は、カンマで区切ります。

今回のsetProductNameメソッドは、引数に入力された値をメンバ変数に格納します。

特に決まりになっているというわけではありませんが、メンバ変数の情報と引数が同じ情報であれば、メンバ変数と引数の名前を同じにしておきましょう。

ただし、区別が付かなくなってしまうので、メンバ変数にはthisをつけるという決まりになっています。

Mainメソッドを持つBasicClassを確認しましょう。Productクラスのインスタンスが作成されています。

setProductNameメソッドの引数にpencilが代入されています。

すると、メソッドの引数productNameにpencilが代入されることになります。

メソッドの内部で、引数からメンバ変数に代入されて、処理が終わります。

こんなメソッドを作成みようかと仮説を立ててみて、ぜひ新しいメソッドにもチャレンジしてください。

以上、メソッドの作成-戻り値なし-引数なしについて解説しました。

このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。