「初心者でもわかる!リクエストパラメータとは何か?意味・使い方・具体例を徹底解説」

こんにちは。ゆうせいです。
今回は「リクエストパラメータ」という言葉について、やさしく、そして丁寧に解説していきます。

Web開発やAPI(エーピーアイ:後述します)に関わる方にとっては欠かせないキーワードですが、「よく聞くけど、ちゃんと説明できない…」という人も多いのではないでしょうか?

この記事を読めば、そんなモヤモヤがスッキリ晴れます!


リクエストパラメータとは何か?

リクエストパラメータとは、WebサイトやAPIに「こんな情報を送るよ!」と伝えるためのデータのことです。

たとえば、検索フォームで「猫」と入力して検索した場合、その「猫」という文字列はリクエストパラメータとしてサーバーに送られます。

専門用語の解説

  • リクエスト(Request): 「要求」という意味。Webブラウザやアプリがサーバーに「これください」とお願いすること。
  • パラメータ(Parameter): 「変数」や「値」のこと。リクエストに含める追加情報。

リクエストパラメータの使い方

URLに含める方法(GETリクエスト)

検索サイトのURLで、こんな文字列を見たことありませんか?

https://example.com/search?q=猫&page=2

この q=猫page=2 がリクエストパラメータです。

構成の説明

部分意味
?パラメータの始まりの合図
q=猫キーワードが「猫」
&page=2ページ番号が「2」

まるで手紙に「キーワード:猫」「ページ:2」と書いて送っているようなイメージです。


フォームから送信する方法(POSTリクエスト)

ログインフォームやお問い合わせフォームのように、URLにパラメータが表示されない場合もあります。
このようなときは「POSTリクエスト」という方法で、パラメータが見えない形でサーバーに送られます。


リクエストパラメータの使われ方

APIとリクエストパラメータ

API(Application Programming Interface)とは、アプリ同士がやり取りするためのルールや仕組みです。

たとえば、天気予報のAPIに以下のようなリクエストを送るとします:

https://weather.example.com/api?city=Tokyo&unit=celsius
  • city=Tokyo:東京の天気が知りたい
  • unit=celsius:摂氏で温度を表示したい

サーバーはこれらの情報を受け取って、東京の天気を摂氏で返してくれます。


メリットとデメリット

メリットデメリット
URLに入れるだけで手軽に使える(GET)情報がURLに見えてしまうので、パスワードなどには不向き
デバッグしやすい情報量が多いとURLが長くなる
キャッシュが効く(再利用しやすい)セキュリティ面での注意が必要

数式的なイメージで表すと?

リクエストパラメータは以下のように整理できます:

URL + ?キー=値&キー=値...

日本語にすると:

URL に 「?」 をつけて、「項目=値」を「&」でつなげる

まるで「命令 + 条件」を伝えるプログラムのようですね!


よくあるリクエストパラメータの例

パラメータ名意味
q検索キーワードq=スマホ
pageページ番号page=3
lang表示言語lang=ja
sort並び替え条件sort=price_asc(価格昇順)

今後の学習の指針

リクエストパラメータは、Webやアプリ開発において非常に重要な基礎です。
次のステップとしては、以下のようなテーマを学んでみると理解が深まります。

  • GETとPOSTの違い
  • APIの基本的な仕組み
  • URLエンコードとは何か?
  • セキュリティの観点(例:SQLインジェクション)

「データのやり取りってどうなってるの?」と感じたとき、まずはリクエストパラメータからじっくり学んでみてくださいね。

セイ・コンサルティング・グループの新人エンジニア研修のメニューへのリンク

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。